香港で保険を契約し、「オフショア投資」をはじめて約1年が経過しました。
この1年でお金や資産形成・運用に対する考え方や知識も、以前にくらべて随分「まし」になってきました。
ほんと、今から考えたら「バカ」でした。
もっと早く知っていれば・・・と悔やんでも仕方ないので、どんどん学んでいきたいと思います。
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こんにちは。
投資と複業を活用して成幸人生を歩むことをサポートするアラフィフブロガー、たく です。
生活のために嫌なことを我慢してやりながら、時給や月給でお金を稼ぐ人を無くしたい。
お金のために嫌な気持ちを抑えつけながら「お金のために割り切る」ということがなくなる世界を目指しています。
また、そういう世界を目指す人を増やしていけたらいいなと思っています。
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プライベートバンカーってご存知ですか?
わたくし、もちろんご縁なんてありませんが、少しでも考え方を学びたいと思い、思わず手に取った本がこれです ⬇︎
なぜお金持ちはお金持ちであり続けることができるのか
お金持ちはなぜ、積極的に海外に生活拠点を移したり、資産を海外で運用したりするのだろう・・・
そんな疑問は、この本を読めばすぐにわかりました。
シンガポールをはじめ、香港やスイス、モナコのような海外では、日本よりもはるかにリターンが得られる資産運用ができるんですね!
だから日本の金持ちはシンガポールで暮らしたがるし、海外で資産運用をしたがるんですよね。
日本の金融機関の運用なんて、馬鹿らしいのでしょうね。
プライベートバンカーのお仕事
プライベートバンカーとは、世界の金融商品に精通し、顧客に対し合法的に最大限の資産運用と防衛を提供すること。
お金持ちは一般人よりもさらに有利な運用ができ、プラベートバンカーのソリューションも受けられるので、さらにお金持ちになっていくのですね。
なぜ日本ではお金持ちが満足するような運用ができないか
プライベートバンカーが使用するスキームの1つが、オフショア金融商品を利用したものです。
これらの金融商品は日本とは比較にならないほどの高利回りで運用されていて、このプライベートバンカー 驚異の資産運用砲 (講談社現代新書) にその本質や理由についてもわかりやく記載されています。
では、どうして日本の金融商品と海外の金融商品では利率に差が出るのか?
[box class="blue_box" title="日本と海外の金融商品に差が出るわけ"]
- 日本の金融庁によって厳しく規制されているから
- 日本の金融商品は国債で運用されていることがほとんどだから
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です。
日本の予算が毎年のように歳入を上回る「赤字」なのにデフォルトしない理由の一つは、「国債を発行すれば金融機関が買ってくれる」、つまり「未達がない」からです。
暗黙のルールとして金融機関は国債を買い、国は海外の有利な商品が入ってこないように規制を掛けているわけですね。
日本は世界的にみても超低金利。
銀行に預けておいてもお金は全くと言っていいほど増えません。
だからわたしも香港の保険を活用しているわけですが、お金持ちに取ってみればそんなことは当たり前。
私のようなものが知ることができない商品で、資産の運用・防衛を図っているわけですね。
本の内容は役立てられない
このプライベートバンカー 驚異の資産運用砲 (講談社現代新書)を読む前からわかっていたことですが、この本に書かれている運用手法は、とてもじゃないけど真似できないし、参考にもなりません。
だけど、学びと確信を得ることができました。
[box class="blue_box" title="得ることができた学びと確信"]
- 日本ではなく海外を活用すること
- リターンを得るために、許容できるリスクとレバレッジを取ること
- リスクの取り方
[/box]
です。
もちろん、わたしには資産防衛の指南をしてくれるプライベートバンカーはいないので、取れるリスクを自分がしっかりと把握しておくことが重要です。
また、今のレベルで取れる情報だけに甘んじず、お金や経済・資産運用について学び続けることも大切だと確信することができました。
直接 役に立つ内容ではありませんでしたが、あり方・考え方の部分で多くの学びがありました。
読んでみて、違う世界を知ることで自分が今活用できること、取り入れるべき考え方は何かを学べたという意味で、非常に面白い本でした。

ぜひ読んでみてくださいね。
オフショア投資やタックスヘイブンへの投資というとなんだか怪しい、詐欺や違法などといった危険なイメージを持つかもしれません。
また、それについて調べたり学んだりすることについて、めんどくさい、よくわからないと思う人も少なくないと思います。
以前はわたしもまったく同感でしたが、実際に運用を開始してからは勉強もしますし、新しいことを知ることに楽しみも感じています。