「未来記憶」って言葉を聞いたことはありますか?
未来記憶とは、
その行動をしたら、この先の未来にどんなことが起きるか、どんな自分になれるかというその行動の先にある未来のイメージ
のこと。
簡単にいえば、『こうなりたいな』『こうだといいな』っていうキモチ。
希望とか願望とか、予定とかです。
これを大人は、夢とか目標などというのかも知れません。
対して、
一般的に言われる 過去の経験などに基づく記憶のことを、「過去記憶」というそうです。
未来記憶を増やすと笑顔になります
過去記憶には厄介なことがあります。
それは、失敗経験や情けなくてダメな自分の記憶が未来記憶に基づく行動を阻害してしまう働きをすることがあること。
夢や目標に向かって行動しようとした時に、過去 できなかった記憶や経験が蘇ってしまったりしてやる気をなくすんですね。。
過去記憶の中でも失敗した経験、ダメだった経験が多いほど、夢や目標に向かうためのエネルギーを削いでしまうんですね。
子供がよく笑うのは、過去記憶が少ないからだという人もいます。
そして、子供って好き勝手に未来の夢を語りますよね。
記憶全体に占める過去が少なくて、何の遠慮も制限もなく未来記憶を語る子供は、大人よりも人生をワクワクしながら過ごしています。
大人だって未来記憶を増やせば、今よりも無邪気に笑える時間が増えそうです。
未来記憶の増やし方と強化の仕方
未来という、実際の経験や体験ではないものに対する記憶を強化するには、想像力を高める必要があります。
そのために「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」の「五感」を活用します。
「あの料理のおいしさがいまだに忘れられない」「この音楽を聴くとあのときの情景を思い出す」ということがあるように、過去の記憶は五感により形づくられていますよね。
過去の嫌な思い出を思い出すと涙が出たりするのは、体験が五感に紐付いているからです。
ですから「未来記憶」も同じように、まるで本当に起こったことのようなリアルな「五感」をプラスすることで、より強い記憶となるのです。
夢や目標に関連する映像や写真を見たり、それを体験した人の話を聞いて感動したりするのはとても有効です。
そして、未来の体験をするということは、もっと重要です。
未来の体験とは、叶えたいものをすでに叶えている人の話を聴くとか、その人がやっている中で自分ができることを真似して体験することです。
五感をフル活用して、自分の描く未来が訪れたそのときに聞こえる声や音、見える景色、体の動き、鼓動などをできるだけ詳細に自らの頭の中にありありと描き出してみましょう。
自由に夢や目標を描き、それが叶った時にどんな感情が湧き上がり、周りからどんな声をかけられるか、どんな風景や景色が見られるかをリアルに想像するのがいいそうです。
例えば、音楽で一流になりたい人はライブを観に行ったときに、観客として楽しむのではなく、自分がステージに立っているつもりで歓声を浴びている自分をリアルにイメージすると、未来記憶が強化されます。
たくさんの未来をイメージして、リアルな強化をしていくのがいいようですよ!
コーチングゲームカードで未来記憶を強化するお手伝いしています。
よかったら活用してみてくださいね。
⇨ https://umikazekaoru.com/personal-session/