本を読んでいると、そのときの自分の気持ちや状態に合わせて、書かれている言葉が自分に必要なメッセージとなることがありますよね。
時にはその言葉の意味やメッセージを、著者が意図したものではない受け取り方をしているのかもしれない。
それでも、その言葉から心に感じた気持ちや受け取ったメッセージは、
[aside type="boader"]
今この瞬間の自分にとって、必要なことに違いない
[/aside]
と思っています。
言葉には人生を変える力がある
最近、改めて読んでみて「ステキだな」と思った言葉。
今、アメリカでも大活躍中の「人生がときめく片づけの魔法」の著者である近藤麻理恵さんの言葉です。
もうかなり有名な本なので読まれた方も多いと思いますが、その中に、
[aside type="boader"]
「自分は何にときめき、何にときめかないのか。その問いかけを繰り返していくと、自分にとって大切なものが見えてきます。」
[/aside]
と書かれていて、
[aside type="boader"]
「(自分にとって大切なものが見えると)自分のことが好きになり、生活を楽しむ余裕が生まれてくる。片づけは単に部屋がきれいになるだけではありません。そこには人生を変える力があると信じています。」
[/aside]
と書かれています。
好きか嫌いかで決める
近藤麻理恵さんの片付けは、「ときめくかどうか」を基準に、モノを判断し、片付ける手法。
そのモノを持ったときにときめいたら残す、ときめかなかったら捨てるという、とても単純かつ自分の気持ちに正直に従うものでしたね。
それって結局のところ、「好きか嫌いか」ですよね。
つまりは、
[aside type="boader"]
「好き嫌いを基準に自分の心と向き合い、嫌いなものは捨てる。それが人生を変えることになる」
[/aside]
とおっしゃるのだと、わたくしは受け取っております。
絶対やらないことを決めてみよう
たぶん多くの方はわたくし同様、小さい時から親や学校で「好き嫌いで物事を判断してはいけません。」という教えを受けてきたと思います。
みんなが好き嫌いで行動したら、世の中どうなるの・・・? のように、いつの間にか「世の中」を背負わされてきた気がします。
わたくしの場合、人生に窮屈さを感じていたひとつの原因に、「好き嫌いで判断するのはいけないこと」という、固定観念がありました。
嫌いなことも我慢して、乗り越えていくのが人としてのあり方だ! と教え込まれてきた気がするんですね。
でもある時、
「えぇ~いい! 嫌いなこと、嫌なことはやらな~い!」 と決めた瞬間がありました。
そうしたら、人生がかなりラクになって、あれこれ悩んだり迷ったりすることがすごく減ったんですよね。
わたしが常に感じていた「生きづらさ」は、嫌なことを我慢するのが人生だ!との思い込み、人生は厳しい修行の場だとの刷り込みがあったことが原因のような気がしています。
まずは、ときめかないことをやめてしまう
近藤麻理恵さんの片付けをみていると、整理をするときにモノを持った瞬間の「ときめき」を大切にされています。
その瞬間、ときめくか ときめかないか。
この「瞬間」に従っていけば、案外うまく行く気がしています。
少なくとも、心が瞬間的に「嫌だ」と思ったこと。
それには必ず従おうと思っています。
「あなたがいまやっていることで、嫌なことはなんですか?」
それをやめると、その瞬間から成幸へと向かって人生が動き始めます!
近藤真理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」
続編や読みやすい漫画バージョンやワーク形式の「ノート」も出ているので、是非読んでみてください!
生きづらさを感じている人にとって、今 この瞬間に必要なメッセージが見つかるはずです。