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人生観

持っておくべき勇気の一つ 「逃げる勇気」

投稿日:2017年8月18日 更新日:

みなさんは社会人として一番初めに就職した会社で、どのような研修を受けましたか?

社会人としての自覚と責任を持たせるため
社会の厳しさを知り学生気分を抜くため

などという大義名分のもと、今から考えると「ありえない」経験をした人も多いかもしれませんね。

 

ちなみにわたくし は、JR大阪駅前の阪神百貨店につながる陸橋の上で、新入社員総勢15名で社歌を歌いました。(今は、大阪駅もずいぶん様変わりしましたが・・・)

 

人目にさらされる場で恥ずかしい思いを仲間とともに経験・共有することで、くじけそうなときに励ましあえる連帯感を醸成するのが目的だと、説明を受けました。

 

他にも、一般的なマナー(お辞儀の角度や名刺交換の仕方、エレベーターやタクシーの乗り方、訪問先でのソファーへの座り方、電話のかけ方取り方など)研修や、営業の先輩から「見込み客先リスト」なるものをもらって、とにかく担当者に挨拶し名刺を頂いてくる 通称「100件ノック」というものを経験しました。

 

その「見込み客先リスト」は、過去先輩が飛び込みやその他で訪問したけど取引に至っていない先で、新人が研修名目で突然訪問した翌日または数日後に先輩が「先日は弊社の新人が突然訪問して失礼しました・・・」などと、再訪のきっかけを作るためのものでした。

 

 

逃げる勇気

わたくしもお勧めするベストセラー 「嫌われる勇気」
アドラー心理学をベースにした、「心地よく生きるための心の持ち方」を教えてくれる本。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]

 

これは本当にお勧めで、わたくしはもう3度4度と読み返しています。
あなたは人の期待に応えるために生きているのではない。
だから、自由に振舞えばいい。

(と同時に、他人もあなたの期待に応えるために生きているのではないのだから、期待に沿わない生き方をしている人にイチイチ腹を立てなくてもよい)

 

嫌われる勇気は本当に必要な勇気だと思います。

また、もうひとつ持っていたほうがいい勇気があります。

それは「逃げる勇気

 

先日、某製薬会社の研修中に自殺者が出ていた・・・ というニュースが公になりましたね。

記事を読んだだけですが、自分でも触れたくない、他人に知られたくない過去の経験や失敗を無理やり発表させたり、さらにそのことについて講師が詰めたり責めたりするなんて、ありえないんですよね。

さらにそのあと、日報で講師に助けを求めているのに「甘えんな」とか・・・

研修・課題で疲労と睡眠不足。
フラフラの状態で精神論を吹き込み植え付ける。

新興宗教の洗脳テクニックと同じです。

研修という場で徹底的に威圧し、否定し、疲労困憊の中、冷静な判断や思考を奪っていきます。

少し心理学を学ぶと、研修の構成や講師の物言いを含めてどういうテクニックが使われているか、わかるようになります。

 

社会人として成長させるためにこういう研修が必要だ・・・ という人も、未だに一定数存在します。

会社というのはその組織を維持するためにも、行動ベクトルを合わせるためにも、個人の価値観や人格を会社・組織に都合がいい方向に曲げる、ある程度の「洗脳」が必要です。

この洗脳を「教育」と呼び、その結果 「成長」という成果が得られる・・・ と考える人が未だに多いのも事実です。

 

こうやって教育された社員が同じような部下を作り、思想や価値観を継承していく構造。

 

入社してみて「なんか変だ」とか、「違うな・・」と感じたら、そこから「逃げる」って今後の人生を考えたら非常に重要だと思います。

会社の話だけではなく、ママ友、PTA、ご近所などでも、「違う」「あわない」と感じたら、「逃げる」ことは、人生を幸せな旅にするためには非常に有効で重要なことなんです。

 

立ち向かうべきことを、選択する

でもやっぱり「逃げる」って、悪いことだし弱い人間がすること。
困難に立ち向かって! だとか、逃げるな!だとか、乗り越えろ! だとか・・・

 

そういう間違った精神論を振りかざす人もいます。
でも、
人生における成幸」にフォーカスすると、必ずしも逃げることは悪いこと、弱者の選択ではありませんよね。

肉食獣に追われたうさぎは、ひたすら逃げます。 逃げて逃げて逃げ切って、穴に潜り込んだら「勝ち」です。 この場合、逃げることは最強の選択なんですよね。

 

人だっていつもいつも立ち向かってばかりである必要はありません。

 

人生は有限だし、力を注ぐべきことは選ばないと本当に人生の浪費、時間の無駄となってしまいます。

 

かつて、わたしも月間400時間近い労働をしていた経験があります。

そういうのが続くとだんだん考えること自体が面倒になり、とりあえず言われた通りにやるという選択を一番にするようになります。

そしてやがて精神的にも肉体的にも、病んできます。

当然、人生は楽しく無くなりますよね。

 

確かに、何もかもから逃げてばかりではいけません。

でも、立ち向かうべきこと、乗り越えるべき壁は、選択する必要があります。

 

それは、自分が歩みたい人生をゴールに向かって歩んでいる途中に現れる壁や困難です。

 

逃げるべき困難と乗り越えるべき困難を見分けるためには、

自分がどんな人生を歩み、どんなゴールにたどり着きたいか」を

自分自身がしっかりとわかっている必要があります。

 

あなたは一体、
どんなゴールにたどり着きたいと思っていますか?

ぜひこの質問を自分に投げかけて、ひとり会議を開催してみてください。

 

 

楽しかったBar研修

ところで、わたくしが経験した研修の中には本当に理不尽で意味不明なものもありました。

でも、理不尽だけど楽しい研修もありました。

それは、先輩が仕事終わりに連れて行ってくれたBarでのアポ取り研修です。

 

Barで、
女性だけで来ている人たちとのアポイントを取ってくる研修です^^

如何にして警戒心を解き、話を合わせ、聞いていただき、自分たちに興味を持ってもらうか・・・ そして次のデートの「アポイント」を取れるか・・・

つまり、電話番号を教えてもらったり、デートの約束を取り付けたり・・・
まぁ、平たく言えば ナンパ です^^

 

無理やりやらされたとはいえ、もしかしたら、社会人1年目でもっとも仕事に活かされた研修だったかもしれません^^

 

面倒見のいい先輩に恵まれ、今思えばとても素敵な職場環境でした。

その先輩方とは20数年経った今でもたまに集まり、飲みにいきます。

(さすがに今は、アポイント取りを指示されることはありません^^)

 

必ずしも今目指しているゴールに必要不可欠な人間関係やお付き合いではありませんが、わたくしに「社会人とは」を教えてくれた先輩との関係は、私にとって失いたくないものであります^^

 

 

 

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