華やかな舞台で活躍する人はみんな、生まれもった素質があり、才能に満ち溢れている。
生まれ持った素質や才能がないと、ダメなんだ・・・
自分には向いていない。
素質も才能もない。
今までの人生で、そんな風に思ってあきらめたこと 数知れず・・・
親がもっとすごい人なら自分もその遺伝子を引き継げたのに・・・ なんて、親のせいにしたこともありました。
「向いていない」という人が、日本代表に
アスリートなんて、素質と才能の塊。
素質と才能に努力がプラスされて花開く。
素質と才能ありきなんだ と思っていました。
アイスホッケー日本代表 スマイルジャパンのゴーリー
藤本那菜選手のことを知るまでは。
(ゴーリーとは、ゴールキーパーのこと)
藤本選手は、2014年 ソチオリンピックでレギュラーとして全試合出場。
翌年の世界選手権ではセーブ率93.75%を記録し、日本人選手として史上初のベストゴーリー賞を獲得した、凄い選手です。
6歳から始めたアイスホッケー。
10歳頃まで(小学校4年まで)全部のポジションをやったけれどもどれもうまくできず、あまり上達が見込めないまま練習を続ける日々だったそうです。
そんな中、たまたまチームにゴーリーを務める選手がいなくて、回ってきたポジション。
スティックでヘルメットを殴られない日はないというほど、毎日厳しく怒られながらの練習の日々だったそう。
藤本選手に他人(ひと)よりちょっとだけあったチカラ
「ゴーリーはもちろん、アイスホッケーに本当に向いてない」と自ら語る藤本選手。
向いていない人が世界のトップになるなんて、ありませんよね。
でも藤本選手は本当に、
「自分はアイスホッケーはおろか、運動神経とかスポーツの才能はありません」とのこと。
でも藤本選手には、成功を収めるために必要で重要なチカラが備わっていました。
それが、「あきらめないで努力を続けるチカラ」
「運動神経とか、スポーツの才能とかなかったとしても地道なトレーニングの積み重ねとか、諦めないで努力できるチカラが、他の人よりもちょっとあった。」(藤本選手 談)
はたして自分は・・・
日本代表になろうとか、世界のTOPを目指そうとか、そんなことは思っていません。
なのに、
向いてない
才能がない
素質がない
お金がない
時間がない
・・・
ないものに自分で勝手にフォーカスし、あきらめたこと 数知れず・・・
もしかして、あなたもですか?
もし、
今まで続けてきたけど思うような結果が得られていないことがあったとしても、もう少しだけ諦めないで続けてみませんか?(ボクも続けます)
もし、
こうなりたい!と描いている未来の姿があるなら、もう少しだけ諦めないでその未来を追いかけてみませんか?(ボクも追いかけます)
もうすでにやめてしまった、諦めてしまったことがある。
でも、まだその未来を捨て切れていないのならば、もう一回、リ・スタート してみませんか?
素質や才能よりも、まずは続けること。
素質や才能がなくても、続ければ望む場所へ辿り着けること。
藤本選手のお話は、そんなことを教えてくれている気がします。
「反省して、修正し続ける」GK藤本那菜 スマイルジャパンの守護神が目指すもの - スポーツナビ #スマイルジャパン #SmileJapanhttps://t.co/kyWM4c8Dv7
— IceHockeyStream .NET (@icehockeystream) 2018年1月10日
夢や目標を叶えるために、
「つづけたい」「もう一度やってみたい」と思っていることはなんですか?
その先にはきっと、今想像しているよりもすごい未来が待っている。
ボクはそう思っています。