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リスクがいっぱい 香港オフショア保険で最低限確認しておくべき8つのこと

投稿日:2019年4月17日 更新日:

わたしも契約している香港 オフショア保険のFTライフ リージェントプレミア2。

 

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とても人気のようで、2019年9月、この保険のリニューアルバージョンアップとも言える「プライム」という保険が誕生しました。

 

これでFTライフのリージェントシリーズは

  • プレミア
  • プライム
  • エリート

の3種となりました。

 

これからオフショアを活用しようという方もいらっしゃると思いますので、これからご検討される方に表利回りだけにとらわれず、参考になればいいなと思います。



香港オフショア保険や投資で検討すべきこと

香港オフショア保険や投資、運用全般に、検討すべき点は結局のところ2点に集約されると思います。

 

その2点とは、

ポイント

  • リスク
  • 利回り(リターン)

 

です。

 

この2つを見える化して、リスクに見合うリターンが得られるのを判断したいところです。

 

8つのリスク

全てのリスクをあげることは困難でキリがないので、パッと思いつくリスクを8つあげてみます。

パッと思いつく8つのリスク

  1. 元本割れリスク
  2. 為替リスク
  3. 税務リスク
  4. 金利リスク
  5. 流動性リスク
  6. インフレリスク
  7. 長生きリスク
  8. カントリーリスク

 

パッと思いつくだけでも8つもありますが、表向きのリターンだけに注目してリスクをよく考えない人は「こんなはずではなかった」となってしまいがちなので、面倒でもしっかりとリスクに向き合いたいものです。

 

ただし、リスクとは単に「危険」という意味ではなく「振れ幅」という意味。

リスクは、メリットにもデメリットにもなる可能性があるものがほとんどです。

 

ポイント

リスクは、メリットにもデメリットにもなります!

 

 

1.元本割れリスク

払い込んだ保険料よりもリターン(返戻金)が少なくなるリスクです。

リージェントプレミア2をはじめオフショア保険では多くの場合、万が一の時でも死亡保証金(death benefit)もありますし、時間をかけて保有して損益分岐点を超えれば元本割れはありません。

 

そこが株や投資信託と違うところで、ある意味 安心ポイントでもあります。

 

ただし、当然、途中解約した場合には元本割れリスクもありますので、注意が必要です。

 

ありがちなのが、

  • 毎月300ドル(約3万円)程度なら難なく払っていけるだろう・・・
  • 毎年夏のボーナスで50万はあるからそれを充てて、年間保険料5000ドルくらいなら問題ないよね

 

と思っていたのに

  • 基本給やボーナスが下がった
  • 倒産やリストラなどで転職した
  • 結婚した、子供が生まれた

 

などで経済状況が変化することもあるので、仲介者などのいうことを真に受けて「無理な金額」を設定しないことが大切です。

 

ポイント

生活環境の変化はいつ起こるかわかりません。無理な払込み金額設定はやめましょう。

 

2.為替リスク

為替の変動は、日本国内の保険と違いオフショアでは気になるところ。

 

ここ10年(2008年〜最近)のUSドル:日本円の為替レートをみてみると

もっとも円高の水準)1ドル:75.8円(2011年10月ごろ)
もっとも円安の水準)1ドル:125.8円(2015年6月ごろ)

 

と、およそ50円の幅があります。

 

そして、

2019年4月26日21時ごろは、1ドル:111.7円前後で、
2019年10月4日21時ごろは、1ドル:106.7円前後です。

 

払込みの時(積立期間中)はできるだけ円高に、受け取る時はできるだけ円安になればいいのですが、為替なんて自分でコントロールできるものではありません。

 

返戻金を「円に戻す」ことを考えるならば、今後長期の傾向として円安・円高どちらに動く可能性が高いかを考えてみる必要があります。

 

わたしは今のところ、将来の返戻金を日本円に戻すことは考えていない(ドルのまま活用するつもり)ので、このリスクは少ないです。

 

多くの経済識者はこれから先の為替について、「円安になる」という見解を示しています。

 

ポイント

未来のことはわからないが、傾向として円安と言われてている。つまり、外貨で資産形成した方が有利との予測。

 

3.税務リスク

過去、税金を逃れる目的で海外に資産を移した人もいたそうですが、今後はマイナンバーとの紐付けなどで監視が強化され、海外を活用した資産隠しはできなくなります。

 

返戻金や死亡保証金を香港の口座で外貨で受け取ったとしても、香港と日本の間には租税条約があるので、日本国籍を持つ人は日本で課税となります。

 

受け取った返戻金は一時所得となって、他の収入と合わせて総合課税となります。

 

ただし、返戻金(一部取り崩し含む)を受け取らない限り課税されないので、リージェントプレミア2のように解約せずに子やその先に引き継いで行く場合は、払い込み額に対して利益がどれだけ出ていても含み利益なので、課税されません。(引継いだ場合、相続税がかかるとの見解もあります。)

 

ポイント

基本的には一時所得の総合課税という見解を示す専門家が多いですが、一部別の見解もあるようです。返戻金受け取りの際は税理士に確認した方が良さそうです。

 

4.金利リスク

リージェントプレミア2は金利変動に影響を受けますので、契約当初のイラストレーション通りにはいかないでしょう。

 

もちろんマイナス方向だけでなく金利上昇にも対応してくれます。

 

商品によって異なるので、契約の際は、金利(利回り)変動が運用や返戻金に与える影響について確認しておいた方が良いですね。

 

日本の金利と比較すれば雲泥の差なので、この金利リスクが「イラストレーション通りにいかない」というリスクはあってもトータルでマイナスに働くことはないと思われます。

 

ポイント

「非保証」の変動する返戻金はイラストレーション(設計書)通り行かないこともあらかじめ想定しておく。



5.流動性リスク

流動性リスクとは、「必要な時に手元に資金を戻せない」というリスクです。

 

リージェントプレミア2をはじめほとんどの保険・運用商品は、損益分岐点を迎える前の早期に解約したりすると元本割れしますので、流動性リスクは高いと言えます。

 

保険や投資をする際は、まとまったお金が必要な事態をある程度想定し、対策しておかなければなりません。

まさに、「投資は余裕資金で」ということです。

 

まとまったお金が必要になる事態

・病気や怪我で入院や治療が必要になった(健康保険で対処はできるものの・・・)

・住宅や車などに、修繕や修理、購入の必要ができた

・親(または自分や家族)に介護が必要になった(老人ホームに入所など)

・災害に見舞われて資金が必要になった

・子供の進学や進路変更など急に教育資金が必要になった

など

 

があげられると思います。

 

考慮し、ある程度対策しておきたいものです。

 

また、万が一このリスク発動で資金を戻さなければならない時は、香港から日本へ送金することになります。

そのことからもよく考えておくべきリスクです。

 

資産形成が重要だからと言って、ギリギリ精一杯の金額を投資に回してはいけません。

 

また、商品によっては積立期間中に一時ストップできる商品もある(条件がありますが)ので、契約前に確認しておいた方が良いですね。

 

ポイント

「投資は余剰資金で」を実践! 契約前に積立をストップできる条件、早期解約した際のデメリットをよく確認しておくこと。

 

6.インフレリスク

現在、日本ではインフレ目標は年率2%です。

ざっくり言ってしまえば、年率2%未満の運用では資産は目減りしていくことになります。

 

今後、日本でインフレが進むのか、それともデフレになっていくのか、その辺りも考慮しておきたいですね。

 

ポイント

2019年時点で日本は、インフレ政策を取っています。インフレ傾向になるとお金は持っているだけではインフレ分だけ目減りすることになります。

 

7.長生きリスク

人生100年時代と言われます。

 

現在の平均寿命は男性81歳、女性87歳くらいですが、60歳まで生きた人の平均余命は男女でそれぞれ23.2年/28.5年くらいです。

つまり60歳まで生きた人は

  • 男性:83歳
  • 女性:89歳

まで生きるということです。

 

保険や運用商品を購入(加入)する目的を明確にして、この長生きリスクに対応する必要があるかを考慮しておくといいですね。

 

日本人は今の所、年金という「終身保険」に強制的に加入させられているので、それまでの「つなぎ」とするのか「補完」とするのかそれをはっきりさせておくだけでも、その他のリスクの取り方も合わせて変わってきます。

 

オプションの使い方にもよりますが、長生きリスクに対応している言えると思います。

ポイント

日本の年金制度はいわば「終身保険」なので、制度の変化も考慮に入れながら現役から年金をもらうまでの間をどのように収入を得るかを考えておく。

 

8.カントリーリスク

リージェントプレミア2など香港の保険を活用する場合、香港は今後も香港であり続けるのか・・・ というリスクがあります。

 

具体的には、

ますます台頭していく中国が、「一国二制度体制」を継続させて香港をこのままにしておくか・・・ のリスクです。

 

中国には上海という金融センターがありますが、英国の統治下で世界の金融市場としてノウハウを積みインフラを整備した香港は、西側経済への接点や情報の窓口としてその機能を発揮し、中国にとってなくてはならない存在となり続けると思っているのですが、どう考えますか?

ポイント

デモ激化の香港。今後、投資や資産形成に香港を活用すべきか について、私見を述べています ▶︎ デモが激化する香港で投資してもよいか

 

まとめ

まとめると、オフショアを検討する上で考慮すべきリスクはざっとあげると以下のようになります。

健在するリスク

  1. 元本割れリスク・・・有りだが、オフショア特有のものではない
  2. 為替リスク・・・有りだが、有利に働く可能性が高いと考えられる
  3. 税務リスク・・・日本の税制において不利になる面も
  4. 金利リスク・・・日本と比較すればかなり有利
  5. 流動性リスク・・・有り。特に国外から資金を戻すのに手間と手数
  6. インフレリスク・・・日本のインフレ目標を上回る利回りに期待
  7. 長生きリスク・・・対応している(商品やオプションの使い方にもよる)
  8. カントリーリスク・・・有り

 

これらを自分の考え方を踏まえて、リスクに見合うリターンが得られるかを判断したいところです。

 

例えば、わたしの加入しているリージェントプレミア2は、20年の運用で(イラストレーション通りにいけば)約2.2倍、30年で約4倍です。

 

メモ
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ぜひしっかりとリターンとリスクを考慮して、香港を活用した資産形成を行っていただきたいなと思います。




 

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