オフショア保険の確認しておくべきリスク

ぼく自身、契約している香港 オフショア保険 リージェントプレミア2。

これから日本で暮らしていくに当たって老後資金をしっかりと考えておきたいところです。

 

オフショアを活用しようという方もいらっしゃると思いますので、これからご検討される方に表利回りだけにとらわれず、参考になればいいなと思います。

 

もっとも、オフショアに限らず投資や運用全般に、検討すべき点は結局のところ2点に集約されると思います。

 

その2点とは、

  • リスク
  • 利回り(リターン)

です。

この2つを見える化して、リスクに見合うリターンが得られるのを判断したいところです。

 

パッと思いつく8つのリスク

全てのリスクをあげることは困難なので、パッと思いつくリスクを8つあげてみます。

リスク

  1. 元本割れリスク
  2. 為替リスク
  3. 税務リスク
  4. 金利リスク
  5. 流動性リスク
  6. インフレリスク
  7. 長生きリスク
  8. カントリーリスク

パッと思いつくだけでも8つもありますが、表向きのリターンだけに注目してリスクに目を向けない人は「こんなはずではなかった」となってしまいがちなので、面倒でもしっかりとリスクに向き合いたいものです。

 

ただし、リスクとは危険という意味ではなく「振れ幅」という意味。

リスクは、メリットにもデメリットにもなる可能性があるものがほとんどです。

 

1.元本割れリスク

払い込んだ保険料よりもリターン(返戻金)が少なくなるリスクです。

リージェントプレミア2をはじめオフショア保険では多くの場合、死亡保証金(death benefit)があるので、元本割れはありません。

 

ただし、当然、途中解約した場合には元本割れリスクもありますので、注意が必要です。

 

ありがちなのが、

  • 毎月300ドル(約3万円)程度なら難なく払っていけるだろう・・・
  • 毎年夏のボーナスで50万はあるからそれを充てて、年間保険料5000ドルくらいなら問題ないよね

 

と思っていたのに

  • 基本給やボーナスが下がった
  • 倒産やリストラなどで転職した
  • 結婚した、子供が生まれた

などで経済状況が変化することもあるので、仲介者などのいうことを真に受けて「無理な金額」を設定しないことが大切です。

 

2.為替リスク

日本国内の保険と違い、オフショアでは気になるところ。

ここ10年(2008年〜最近)のUSドル:日本円の為替レートをみてみると

円高)1ドル:75.8円(2011年10月ごろ)
円安)1ドル:125.8円(2015年6月ごろ)

と、およそ50円の幅があります。

そして今(2019年4月26日)は、1ドル:111.7円前後(21時ごろ)です。

 

払込みの時(積立期間中)はできるだけ円高に、受け取る時はできるだけ円安になればいいのですが、為替なんて自分でコントロールできるものではありません。

 

返戻金を「円に戻す」ことを考えるならば、今後長期の傾向として円安・円高どちらに動く可能性が高いかを考えてみる必要があります。

 

わたしは今のところ、将来の返戻金を日本円に戻すことは考えていない(ドルのまま活用するつもり)ので、このリスクは少ないです。

 

3.税務リスク

過去、税金を逃れる目的で海外に資産を移した人もいたそうですが、今後は海外を活用した資産隠しはできなくなります。

返戻金や死亡保証金を香港の口座で外貨で受け取ったとしても、香港と日本の間には租税条約があるので、日本国籍である以上、日本で課税となります。

 

受け取った返戻金は一時所得となって、他の収入と合わせて総合課税となります。

 

ただし、返戻金(一部取り崩し含む)を受け取らない限りは課税されないので、リージェントプレミア2のように解約せずに子やその先に引き継いで行く場合は、払い込み額に対して利益がどれだけ出ていても、課税されません。

オフショア保険の税金について
基本的には一時所得の総合課税という見解を示す専門家が多いですが、一部別の見解もあるようです。受け取りの際は税理士に確認した方が良さそうです。

 

4.金利リスク

リージェントプレミア2は金利変動に影響を受けますので、契約当初のイラストレーション通りにはいかないでしょう。

 

そういう意味では金利上昇にも対応してくれるので、日本の保険のように「金利が低い時に契約すればそのまま・・・」という訳ではありません。

商品によって異なるので契約の際は、金利(利回り)変動が運用や返戻金に与える影響について確認しておいた方が良いですね。

 

日本の金利と比較すれば雲泥の差なので、この金利リスクが「イラストレーション通りにいかない」というリスクはあってもトータルでマイナスに働くことはないと思われます。

 

5.流動性リスク

流動性リスクとは、「必要な時に手元に資金を戻せない」というリスクです。

 

リージェントプレミア2をはじめほとんどの保険・運用商品は、一定期間解約できない(放棄・失効)か元本割れしますので、流動性リスクは高いと言えます。

まとまったお金が必要になる事態

・病気や怪我で入院や治療が必要になった(健康保険で対処はできるものの・・・)

・住宅や車などに、修繕や修理、購入の必要ができた

・親(または自分や家族)に介護が必要になった(老人ホームに入所など)

・災害に見舞われて資金が必要になった

・子供の進学や進路変更など急に教育資金が必要になった

など

 

があげられると思います。

可能性は少ないとはいえ、考慮しておきたいものです。

 

また、万が一このリスク発動で資金を戻さなければならない時は、香港から日本へ送金することになります。

そのことからもよく考えておくべきリスクです。

資産形成が重要だからと言って、ギリギリ精一杯の金額を投資に回してはいけません。

 

また、商品によっては積立期間中に一時ストップできる商品もある(条件がありますが)ので、契約前に確認しておいた方が良いですね。

 

6.インフレリスク

現在、日本ではインフレ目標は年率2%です。

ざっくり言ってしまえば、年率2%未満の運用では資産は目減りしていくことになります。

 

今後、日本でインフレが進むのか、それともデフレになっていくのか、その辺りも考慮しておきたいですね。

 

7.長生きリスク

人生100年時代と言われます。

現在の平均寿命は男性81歳、女性87歳くらいですが、60歳まで生きた人の平均余命は男女でそれぞれ23.2年/28.5年くらいです。

60歳まで生きた人は

  • 男性:83歳
  • 女性:89歳

まで生きるということです。

保険や運用商品を購入(加入)する目的を明確にして、この長生きリスクに対応する必要があるかを考慮しておくといいですね。

 

日本人は今の所、年金という「終身保険」に強制的に加入させられているので、それまでの「つなぎ」とするのか「補完」とするのかそれをはっきりさせておくだけでも、その他のリスクの取り方も合わせて変わってきます。

 

リージェントプレミア2は、最長128歳満期。

オプションの使い方にもよりますが、長生きリスクに対応している言えると思います。

 

8.カントリーリスク

リージェントプレミア2など香港の保険を活用する場合、香港は今後も香港であり続けるのか・・・ というリスクがあります。

 

具体的には、

ますます台頭していく中国が、「一国二制度体制」を継続させて香港をこのままにしておくか・・・ のリスクです。

 

中国には上海という金融センターがありますが、英国の統治下で世界の金融市場としてノウハウを積みインフラを整備した香港は、西側経済への接点や情報の窓口としてその機能を発揮し、中国にとってなくてはならない存在となり続けると思っているのですが、どう考えますか?

 

まとめ

まとめると、オフショアを検討する上で考慮すべきリスクはざっとあげると以下のようになります。

  1. 元本割れリスク・・・有りだが、オフショア特有のものではない
  2. 為替リスク・・・有りだが、有利に働く可能性が高いと考えられる
  3. 税務リスク・・・日本の税制において不利になる面も
  4. 金利リスク・・・日本と比較すればかなり有利
  5. 流動性リスク・・・有り。特に国外から資金を戻すのに手間と手数
  6. インフレリスク・・・日本のインフレ目標を上回る利回りに期待
  7. 長生きリスク・・・対応している(商品やオプションの使い方にもよる)
  8. カントリーリスク・・・有り

 

これらを自分の考え方を踏まえて、リスクに見合うリターンが得られるかを判断したいところです。

 

例えば、わたしの加入しているリージェントプレミア2は、20年の運用で(イラストレーション通りにいけば)約2.2倍、30年で約4倍です。

引き受けるリスクに見合ったリターンだなと思ったので契約しました。

将来の資金にもう少し安心を加えると、今がもっと楽しくなると思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

投資と複業(複数の収入源を持つこと)を活かして、自らが定義する幸せな人生(成幸人生)を歩む。そして、成幸人生を一緒に楽しめる仲間づくりをするためにブログで発信活動を行なっています。 お金の不安が軽減すれば、もっと人生は楽しめる。 付き合う人を選べば、もっと人生は幸せになる。 そのことを自ら実践し、共に人生を楽しむ仲間づくりをしたいと思っています。  ぜひこちらからプロフィールをご覧ください→ https://umikazekaoru.com/profile/