私自身、HSBC香港に口座を開設したのは、2015年1月でした。
- 自分の資産は自分で守るんだ!
- これから資産を作って分散管理するんだ!
と熱い想いと共に開設したわけです。
でも実際はしばらくの間、ほぼ放置の状態でした。
2018年、リージェントプレミア2の契約をするまでは、最低限のログインと資金移動のみを行なっていただけです。
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思わず後悔!香港で念願の保険契約して来ました
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目次
HSBC香港に口座を開設する必要があるか
いきなり結論から申し上げると、「必要はない」と言い切ります。
香港の保険や投資商品を契約するからと言って、HSBCをはじめ他の香港の銀行を含めて「口座開設必須!」などという条件がついているものがあれば、疑ってかかった方がよいと思います。
全くもって必要ではありません。
が、しかし、便利ではあります。(ただし、ちゃんと管理するなら)
HSBCに口座を持つ目的が重要
わたしがHSBC香港に口座を持った理由は、
- 資産を分散して持つ必要があると考えた
- 外貨を持つ必要があると考えた
- 香港の保険商品はかなりいいと聞いたので口座が必要と考えた
- HSBCに口座を持つことが、自分にとって一つのステータスだった
です。
HSBCに口座を持ちたいと思う方は、その目的をしっかりとお考えいただけたらと思います。
こんな理由なら口座は必要ない
HSBC香港に口座を作る理由や目的として、
4 は今考えるととんでもなく恥ずかしいですが、ちょっとした虚栄心を満たしてくれると思ってました(恥)
もちろん、こんな理由で作るのは「バカ」ですね。。。
他にも、
- 日本より金利が良い
- HSBCなら多くの国でお金を引き出せるから
こんな理由であれば、口座を持つ必要性はありません。
なぜなら、決して金利は高くないし、旅先で引き出すのが目的ならHSBCで現地通貨を引き出すよりも、もっと便利で効率の良い方法があるからです。
HSBCに口座を開く難易度は、徐々に上がってきています。
その気になれば、実質 日帰りも可能な香港ですが、こんな理由でわざわざ香港まで時間とお金を使って行っても、将来きっと無駄になります。
目的をしっかり持って口座開設!
HSBCに口座を持つなら投資とセットで考える
HSBCをはじめ、香港に口座を持ちたいと考えるなら、ぜひ資産・運用もセットで考えて欲しいと思います。
その結果を受け取る口座であったり、積立の引き落とし口座であったり・・・ 口座を開設、使い方をしましょう。
ただし、
だからと言って、香港の保険や投資とセットで銀行口座を開設しなければならないことはありません。
もし、そういう案内をされ、開設のためのサポート費用が・・・、手数料が・・・ という話になったら、その人からは離れた方がよいと思います。
HSBC香港口座 維持管理手数料が無料になりました
HSBC香港には、主に3種類の口座のグレードがあります。
種類 | 最低預金残高 |
プレミア(Premire) | 1,000,000HK$(約1400万円) |
アドバンス(Advance) | 200,000HK$(約280万円) |
スマートバンテージ(SmartVantage) | 5,000HK$(約7万円) |
口座種類(グレード)ごとに最低預金残高が決められていて、過去3ヶ月の口座残高平均がこの額を下回ると「口座維持管理手数料」というものが必要でした。
しかし、2019年8月以降、アドバンスとスマートバンテージ口座においては「口座維持管理手数料」は不要になりました。
心理的にはかなり軽くなりましたが、それでももし口座を作ったなら、定期的にログインする、資金を動かすなどの「ケア」をしないと、活用されていない口座(休眠口座)としてロック(凍結)されてしまう可能性があります。
そういう意味でも、やはり「投資や運用で活用するからこその香港銀行口座」とすべきと思います。