日本人はマネーリテラシーが低く、投資に対して過度に恐怖心を持っていると言われます。
株式や投資信託へ投資して資産を増やしていくことを、競馬や競艇と同じようにギャンブルと捉えてしまう方がまだまだ多いように感じますし、その傾向は年配の方ほど強いように感じます。
私の元にも、

といったご質問をいただくことがあります。
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親に投資の話をすると反対されるのでできません
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子どもの学費・教育費の現実
いや、本当に自分の親に感謝なのですが・・・
お子様をお持ちの方は実感としてお持ちだと思いますし、まだ子供をお持ちでない方や結婚されていない方も想像はつくと思いますが、子供の教育費は、かなりの額が必要です。
一般に、
- 幼稚園・保育園ーーー私立
- 小・中・高 ーーー公立
- 大学 ーーー私立
という方が多いそうで、その場合、最低でも1000万円は必要です。
お子さんが2人、3人となれば、当然 2倍、3倍になっていきますし、兄弟で学費が重なることがほとんどですから、しんどいはずです。
奨学金を活用して進学し、今も返済している・・・ という方も多いですが、親のとしては、できることなら借金を背負わせたくはないと言うのが本当のところではないでしょうか。
早めに時間をかけて準備する
ある調査によると、多くの親御さんは子供が生まれてから3歳までの間に将来の学費・教育費について検討し、15年から18年後の進学に備えるために何かを始める方が多いそうです。
実際、一番お金がかかるのが大学の4年間ですが、その額 公立で500万前後、私立だと700〜800万程度と言われます。(文部科学省 H30年度学校基本調査資料を参考に算出)
これを、幼稚園から小中高の学費を払いながら貯めていくわけですね。
なかなかしんどい・・・
できるだけ効率よく貯めたい、増やしたい・・・
そう思うのが普通です。
学費・教育費を貯める・増やすの手段
世間の皆さんは、どうやってその資金を準備されているのでしょうか?
これもある調査に基づく推定ですが、子どもの学費・教育資金を準備する手段として活用しているのは
- 学資保険
- 定期預金
の2種類で85%を占めます。
つまりほとんどの方は学資保険か銀行の定期預金、もしくはその両方を活用しているということです。(文部科学省H30年度学校基本調査資料より)
いや、そもそも、それ以外で学費を準備できる手段ってあるの・・・? というのが本音かもしれません。
学資保険の目的
仮に、子どもの将来の進学に備えて資金を準備するために、日本国内の学資保険を選ぶとします。
各社、いろいろな商品がありますからパンフレットをみながらあれこれ検討すると思いますが、ここで多くの方が同じような感想を持つと思います。
「思ったほど増えないなぁ・・・」
と。
学資保険の目的は、15年から18年後に予想される大学進学にかかる資金を用意することであり、そのためには元本を確保(元本保証)が重要です。
元本を下回ることがなければ良いともいえますが、ほとんどの方が「もう少し増えると思っていた」と言われます。
日本の国公立大学の学費は4年間で約500万円なので、ほとんど増えない学資保険や銀行への積み立て保険で15年かけて準備しようとすると、月々およそ27000円ほど必要です。
仮に、月々27000円を別の方法で積み立てていくとしたら、目標の500万円を超えて、元本の安全を確保しつつ最低でも680万円(相当)を準備することができます。
150万円以上多く準備できることになりますので、学費だけでなく賃貸マンションや引越し費用も合わせて準備できそうですね!
そんな方法、あるの?
と思う方は、ぜひ下の記事も合わせて読んでみてください。
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