ボラティリティの管理が勝敗の決め手
ボラティリティとは価格変動の度合いのことですが、株式においてボラティリティが大きいといえば、価格変動が大きいことを意味します。
アメリカの株式市場は大きな目でみると上がり続けています。
年単位で見ても、過去40年で33年は上昇して終わっています。
ただ、上昇で終わった年であってもその途中で大きな下げはあります。
調整と言われたりするこの下げは、平均すると14%前後株価を下げています。
つまり、ざっくりいうと、年のはじめにS&P500ETFを買い、途中 14%前後の下落局面を経験しながらも最終的には利益が出る。
その確率は過去40年で8割以上ということです。
参考:アメリカ株の情報入手先
日本と違い、これからも成長が期待される国 アメリカ。
投資は成長する国で行うのが鉄則ですが、
- 情報が少ない
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ことがやや不満でした。
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最近の情報だと
- 2番底が来たら注目すべき3銘柄
- 配当利回りが5%を上回るIT関連3銘柄
- ウォーレン・バフェットが保有するコカ・コーラ以外の生活必需品セクターの銘柄
など、思わせぶりな記事ではなくストレートに銘柄が書かれているのも嬉しいですし、
- 長期保有すべき「配当王」5銘柄
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- インデックスファンドに投資しない3つの理由
のように、多角的に情報を配信してくれるのも、とても役立っています。
また、文調がやわらかく、とても読みやすくてわかりやすいのも、かなり気に入っています。
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損をしてしまう原因
上記のように、大人しく黙って持ち続ければ、基本的には勝ち続けます。
が、人間とは合理的な部分と非合理を併せ持つ生き物。
そこが「人間味」とも言えるのですが、年に何度か必ず訪れる平均14%もの下落に耐えられず、手放してしまうんですね。
それこそが損をしてしまう理由です。
注意
ただしこれはインデックスに投資している場合に当てはまることで、個別銘柄を取引している場合は、逆に動いたと思ったら損切りするのは大事なことです。
リーマンショックの年も一時的には大きな上昇
例えば、ブラックマンデーと呼ばれる大きな株価下落が起こった1987年も、最終的にはプラスのリターンで終わっています。
逆に、リーマンショックが起こった2008年、年間のパフォーマンスとしてはマイナスだったものの一時的にある部分を切り取ると、20%以上の大きな上昇局面もありました。
今年も、2月から3月に掛けてコロナの影響で大きく下落しましたが、8月の時点でその下落を取り戻しています。
こう考えると、インデックスETFを買って、黙って放置しておくのが賢いやり方と言えそうです。