つみたてNISAで全米株インデックスやS&P500インデックスを買っている人も多いですよね。
長期投資なら日本よりアメリカ。
株式投資にあまり慣れていない人ほど、日本株よりアメリカ株の方がよいと思います。
その理由をざっくり3つにまとめると、
- 長期的な株価上昇が期待できる
- 配当が手厚い株が多い
- 売買単位が1株単位で買いやすい
からです。
そして、ご存知ない方もおられますが、アメリカ株もNISAの対象のものがたくさんあります。(つみたてNISAとの併用はできません)
楽天証券やSBI証券、マネックス証券など日本の主要な証券会社で日本株と同じように売買できます。
また、アメリカ株を躊躇する理由の一つに「英語」がありますが、日本の証券会社を通じて取引するなら全くと言っていいほど必要ありません。
ほぼ全て、日本語でOKです。
日本と違い、これからも成長が期待される国 アメリカ。
投資は成長する国で行うのが鉄則ですが、
- 情報が少ない
- 遅い
- 怪しいか偏っている
のが、少々不満でした。
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最近の情報だと
- 2番底が来たら注目すべき3銘柄
- 配当利回りが5%を上回るIT関連3銘柄
- ウォーレン・バフェットが保有するコカ・コーラ以外の生活必需品セクターの銘柄
など、思わせぶりな記事ではなくストレートに銘柄が書かれているのも嬉しいですし、
- 投資勝ち組の4つの習慣
のように、投資家にとって役立つマインドを配信してくれるのも、とても役立っています。
また、文調がやわらかく、とても読みやすくてわかりやすいのも、かなり気に入っています。
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米国株投資の参考になるもうひとつの指標
米国株の大局観を掴むために利用されている指標は、よく知られている
- ダウ平均株価指数
- S&P500種指数
- ナスダック総合指数
が有名ですが、もう一つあります。
それが、
ラッセル2000指数
です。
ラッセル2000指数とは
ラッセル2000は、中小型株の代表的な指数です。
ニューヨーク株式市場やNASDAQに上場している銘柄の中から、時価総額が1001位~3000位の企業を抽出してインデックス(指数)を算出しています。
ラッセル2000にリストされる企業の大多数はその事業を米国内で展開し、他国・多国で事業を展開している会社は多くありません。
だからこそ、米国内の景気や企業動向を色濃く反映する指数と言えます。
米国の実態をあらわすラッセル2000
コロナ禍の今、このラッセル2000にリストされる企業の4割以上が、利益をあげることができていません。
40%以上の企業が赤字・・・
これは、リーマンショックやITバブル崩壊を受けた経済の落ち込みがあった過去30年の中でも、もっとも悪い状態です。
過去30年でアメリカは3回の大きな景気後退時期を経験していますが、ラッセル2000にリストされる企業の業績が悪化している時期とアメリカ経済が後退している時期は、ピタッと一致しています。
つまり、「今アメリカは景気後退している」と、言えるわけです。
ラッセル2000が落ち込むから今後に期待できる
ラッセル2000が落ち込む時期は、アメリカのリセッション時期と重なりますが、景気回復局面ではどうでしょう。
過去3回のリセッション後 5年のパフォーマンスをS&P500と比較してみると、平均でラッセル2000が186%のリターンに対しS&P500はおよそ120%と、実は およそ60%以上も上回っています。
過去の歴史に学ぶとすれば、S&P500を買うよりもラッセル2000を買った方が、およそ60%資産を増やせる可能性があると言えると思います。
景気が落ち込んでいる時、次の好景気を目指して有名大企業が名を連ねるS&P500を買いたくなりますが、勇気を出して 中小企業ばかりのラッセル2000を買うという選択を取れると、結果が大きく変わるかもしれません。
これから、本格的な第2波、第3波により大きな落ち込みがあるかもしれません。
その時こそ、ラッセル2000の絶好の買い場になるかもしれませんね。
ちなみにわたしは、SBI証券で「iシェアーズ・ラッセル2000ETF(IWM)」をこまめに購入しています。
今年4月以降だけをみると、S&P500と比べておよそ2倍のパフォーマンス。
今後、もし下がれば躊躇なく買い増ししていこうと思っています。