ボクは研修講師をしていたこともあるので、会社からの指示や自己研鑽のために、有名な研修会社がやるセミナーや合宿に参加したことがあります。
2泊3日で30万とか、それ以上のものもありますが、研修(セミナー)って、高いんですよね・・
無理にやる気は出さなくていい
営業系の研修に多いように思うのですが、
円陣を組んだり肩を組んだりハイタッチしたり・・・
インカンテーションと言って、「ハイハイハイハイハイハイハイハイ」といいながら手拍子し、「絶対やるぞー! おー!」とか言って〆るやつ。
あれ、嫌いです。
「おー!」の時にガッツポーズしながらジャンプして、周りにいる人たちと握手したりハイタッチしたり「絶対やろうな!」と言いながらハグしたりするんですよね〜 ! 気持ち悪い・・・
あんな風に無理に気分をハイにする不自然な状態を作り出すのが、正しいインカンテーションではありません。
ドーパミンのような、興奮する脳内物質が出るのかどうかは知りませんが、無理に気分をハイにすると必ずどこかでリバウンドがあって、落ち込みます。
落ち込んだ時に、タバコを吸ったりお酒を飲んだりして、また無理やり気分を戻します。
そんな気分の浮き沈みを頻繁に経験すると、自律神経の調子を狂わす恐れがあります。
やる気が出ない時は、
・なぜそれをやるのか(やりたいのか)
・その先に何があるのか
・何を目指し、何が目的なのか
・それらは誰にお役にたつ、誰のためなのか
それらを思い出して、未来の理想の自分の姿をチラッと覗き見します。
そして、必死なって頑張ろうとせず、成果に繋がる行動を、ただ淡々とこなしていきます。
成果や結果ではなく、成果につながる行動を継続することを重視する ことが重要なのです。
必死になったら必ず死にます。
それでもダメな時は寝る!
落ち込んでいる、テンションが下がって気分が滅入る・・・
未来の理想の自分をチラ見してもダメな時・・・
人間ですもの。 そんな時もあります。
そんな時は、素直にその状態を認めて寝る(休む)ことが大切です。
美味しいご飯を食べたり、趣味に没頭してみたり軽いストレッチやジョギングなどのごく軽い運動をするのもいいですね!
気分が滅入っている時は呼吸が浅く早くなりがちなので、意図的に深くゆっくりとした呼吸を心がけると、不思議と疲れが解消される、気持ちが落ち着きます。
きちんとした成果を残して自分の思い描く理想の人生を歩むには、休みをスケジュールにしっかりと組み込むことが重要です!
有給なんて使えるわけねーだろ!という人とは縁を切ろう!
会社員であることのメリットの一つに、「有給休暇」があると思います。
でも、使えなくて消滅させてしまったり、退職前にまとめて取って、引き継ぎもままならない・・・ ということも多いと思います。
有給を使って休むことは、周りに迷惑をかける だとか、余計に仕事がたまる だとか思ってしまったり、そもそも上司が取得を許さないだとか、ハードルが高かったり罪悪感があったりすることも多いですよね。
そういう精神的な圧迫が疲れを助長・増幅し、やる気を奪って行きます。
そして、有給なんて使えない(使わない)という自虐的な人もいますので、もし身の回りにそういう人がいたら、「自分とは考え方がちがうな〜」と思いながらバイバイしてしまえば良いことです。
そういう人に合わせて自分も遠慮して、有給を無駄にしてしまうなってことは避けなければなりません。
やる気が出ないのは理想の未来からズレたから
やる気が出ない・・・
それはもしかしたら、やっていること、やろうとしていることが理想の未来にたどり着く行動ではないよ・・・!と教えてくれているのかもしれません。
・なぜそれをやるのか(やりたいのか)
・その先に何があるのか
・何を目指し、何が目的なのか
・誰のために(誰にとって役立つか)
それらを思い出して、未来の理想の自分の姿をチラッと覗き見します。
目的に向かって今できることを淡々とこなして行くと、いつの間にかやる気が出ています。
やる気は出すものではなく、勝手に湧いてくるものなんですよね。
も理想の未来の姿をチラ見しても、疲れがピークでどうしようもないときは、しっかりと心身ともに休みましょう!
使える有給はしっかり使って、それに対してどうこういう人がいたら、さっさと縁を切りましょう!
無理やり元気になろうとしても、必ずどこかでその反動がやって来ます。
頭の片隅に、「成功の源は、元気!」だという人は、TVの見過ぎだということを覚えておきましょう!
重要なこと
人生で最も重要なことは、自らが望む人生を自分の足で歩くこと。
そのためにも
・疲れたら休む
・自分の理想の未来像を明確にしておく
・付き合うべき人を選ぶ目を磨く
なりたい未来を思い描き、そこから今に線を引く。
その線上からずれた時に、つまり、今いる場所からは理想の未来にはいけないとわかった時に、やる気は出なくなってしまいます。
出ないやる気を無理やり出そうとするよりも、もう一度理想の未来をチラ見して今に線を引き、その線上を歩くように修正しましょう!