ある人に成り代わって文章を書いたり、依頼事項を代行(代筆)することで収入を得ています。
と言うと、何か専門的なスキルがあるのかと思われがちですが、全くそんなことはありません。
むしろ、専門知識は・・・ ないです。
時には自分でも、
こんなことでお金をいただいちゃっていいのかな・・・?
と、ちょっと不安になったり、申し訳ない気持ちになることもありました。
でも、結論を言っちゃえば、
専門知識がなくても収入に繋げることはできますし、お金をいただくことに申し訳なく思う必要もありません。
なぜなら、相手が望んでお金を払ってくれているからです。
目次
お金は専門知識の対価ではない
[aside type="boader"]
こんにちは。
投資と複業を活用して成幸人生を歩むことをサポートするアラフィフブロガー たく です。
生活のために嫌なことをして、時給や月給でお金を稼ぐ人を無くしたい。
誰もが、自分の好きなことを追求することでお金を受け取れる、好きで学んでいることが誰かの価値になる、仕事と遊びの境目がなくなって「お金のために割り切る」ということがなくなる生活を目指しています。
また、そういう人を増やしていきたいと思っています。
[/aside]
専門知識があればあるほど収入に繋げやすいと思っている人が多いような気がしています。
でも、そんなことはないのです。
実際わたしは、ブログを読んでいただいてお分かりのように、文章の専門家ではありません。
小さい時から長文の作文が苦手で、夏休みの宿題の日記さえ、箇条書きで書いていたくらいです。
また、読書感想文が当時から(メルカリなどで)販売されていたら、確実に購入していたと思います(笑)
でも、今、現実に、ある人に成り代わって文章を書くことで、収入に繋がっています。
わかりやすく教えてくれて助かります と言われた経験
そういえば以前から時々、「さんは、わかりにくいことをわかりやすく教えてくれるのでとても助かります」と言われることがありました。
例えば、
若かりし頃、水泳のインストラクター(コーチ)をしていました。
クロールで50メートル泳げれば、バタフライで25メートル泳ぐことはそんなに難しいことではありません。
でも、クロールなら100メートル泳げるのにバタフライだと息継ぎができなくて12.5メートルも泳げないという、おばちゃまがいました。
そのおばちゃまはバタフライで25メートル泳げないがために次のステップに進めず、少し嫌気がさしていたようです。
たまたま、本来のコーチの代役でクラスに入り、そのおばちゃまにちょっとしたコツを教えると、30分後には25メートルどころか折り返して50メートルを泳ぎきることができました。
本来のコーチがどんな言葉でポイントを伝えていたのかはわかりませんが、そのおばちゃまに言われたのは、「コーチはわかりにくいことをわかりやすく教えてくれるので、泳げました!」と言うものでした。
また、
人材採用の仕事をしていた時も、たまたまヘルプで入ったオフィスでまだ入社して1ヶ月に満たない方に採用の仕事の進め方のコツを伝えると、「あぁ! ○○さん(←本来の指導役)がおっしゃっていたのはそう言うことだったのですね! やっと腑に落ちた気がします!」のようなことを言われたことがあります。
また最近では、
ワードプレスを立ち上げる時にITやPCの知識が全くない私は、「えっ、そんなの常識ですよ・・・」というような簡単なところで、なんどもつまづきました。
その経験から、ある方にワードプレスの立ち上げ方を教えてあげたら、「あぁ!そう言う意味だったのですね!ありがとうございます!」なんて、ちょっと大袈裟なくらいお礼を言ってもらいました。
一番求められる 大切なこと
これらの経験を踏まえて、人生を歩んでいて思うことがあります。
それは、
本当に大切なのは、その人に合った言葉を使って、合った教え方、伝え方をすることなんだ
ということです。
[aside type="boader"]
高いスキルや知識がなくても、自分が知っていることやできる範囲のことで、伝え方や言葉選びを適切にすれば、他人様の困りごとや問題を解決できる
[/aside]
ということを実感しています。
皆さんも、もしかしたら経験あるかもしれませんが、
パソコン関係やネットワーク関係で不具合があってカスタマーセンターに電話したら、専門用語が多くてしかも一方的に話すので、イライラした
ということ。
それはもちろん、こちら側の圧倒的知識不足が原因の一端ではあるのですが、「もっと優しく教えてよ・・・」と言う気持ちになりますよね。
そう言うことからも大切なのは、
知識やスキルの量や高さではなく、その人に合った伝え方をできるかどうか
なんですよね。
世の中の大部分の仕事は高度な知識やスキルは必要ない
それでもまだ、自分のレベルでお金を頂いていいのかな・・・ と思う人もいるかもしれません。
というか、そもそも自分にできることってなんなの・・・? と思っているかもしれません。
お金を頂くことの定義を少しヨコから見てみると、
その人の抱えている問題やめんどくさいと思っていること、その人が必要としていることをできるようにサポートしたり、代わりにやってあげること
という言い方もできそうな気がします。
[aside type="boader"]
相手の想いに寄り添って
- できないことや苦手なことを代わりにさせていただく
- 知りたいことをお教えする
- 興味あることをより深く知り、楽しくなるお手伝いをする
[/aside]
ことなので、
専門的な知識や技術に対してのみお金が発生する訳ではないんですね。
「軽んじている」などと誤解されたくないですが、
- 手続きの代行をさせていただく
- お掃除させていただく
- 車のタイヤ交換をして差し上げる
などと考えていくと、自分の可能性が広がっていきますよね。
自分にとっての当たり前がお金になる
自分にとっては「当たり前」のことが、他人にとっては「すごい」になって、それが収入に繋がることはよくあります。
わたしが「ありがとうございます!」と言ってお金を払ったのは、先ほども少し例にあげましたが、パソコンやIT関係のこと、具体的にはワードプレスの立ち上げに関わる、サーバー周りのことでした。
わたしに教えてくれた人は、本当に親切にわかりやすく優しく教えてくれたのですが、後で聞いたら「そんなことも知らないの?」「なんでこれがわからないの?」と思うことは多々あったそうです。
いや、わからないのだから仕方ありません。
例えるなら、鳥が馬に「なんで飛べないの?」と言っているようなものでしょうか(例えがうまくないですが・・・)
冒頭、わたくしは「代筆することで収入を得ている」と書きましたが、自分にとってはあたりまえのレベルの「書く」というスキルが、その人にとってはお金に代わる価値があるものだったのですね。
自分にとっての当たり前や常識が、相手にとって苦手なことや未知のことであることも少なくありません。
わたくしは作家でもありませんし、特別な教育を受けた訳でもありません。
文章レベルはブログを読んでいただけばわかる、その程度のものです。
でもそれがかえって価値を生む。
そう言うことは、普通にあることのようですね。
まとめ
今よりもプラスアルファの収入があればいいな・・・
そう思って、何かスキルを身につけようと頑張ってみる、自己投資する。
そのこと自体は悪くありません。
でも、ちょっと見方を変えると「こんなことで人の役に立てるんだ。そしてそれが収入に繋がるんだ」ということに気づけると思います。
プラスアルファの収入を得るために重要なのは、スキルアップではなく
- 人の気持ちに寄り添うこと
- その人が望むことは何かを把握すること
です。
高額なセミナーに参加してスキルをアップすることが、収入に繋がる訳ではありません。
つまりは、「収入を得るためには、もっと人を見よう」ということです。
わたくしも、もっと人を見て、迷惑でない程度に寄り添って(笑)、収入の幅を広げていきたいと思っています。
そうすることで、本当に歩みたい人生=成幸人生 に繋がっているような気がしています。
この記事が、あなたのお役に立てたら嬉しいです。