お金のことは信用できる家族、それも親に聞き、アドバイスを受けるのが一番!
と思っている人ほど、なんのために保険料を払っているのかわからない学資保険や資産形成のつもりで始めたのに10年で3%の利回りしか得られない積立保険に加入してしてしまいます。
また、よく考えもせず親の代から付き合いのある銀行で、比較もせずに住宅ローンを組んでしまったり、言われるがまま毎月配当の「タコ足投資信託」を買ってしまったりしてしまうようです。
親世代のマネーリテラシーは、成長著しかったかつての日本、世界で第2位の経済規模を誇った時代、不動産は値上がりするもの、終身雇用で毎年昇級し、退職金で住宅ローンを完済すれば年金で安泰! といった時代のままのことがほとんど。
これからの日本が歩むことがすでに決まっている社会情勢や経済環境、年金の受給状況を鑑みてアドバイスをもらえることはない。と思っておいた方がいいと思います。
お金のことはまずしっかりと自分で勉強し、知識を増やしながら実際にやってみる、小さな失敗を繰り返しながら学んでいくというのが結局のところ一番です。
まずは他人任せから脱却
中には、
「家計の管理や子供の教育、保険など、全部妻任せです」なんて笑いながら言っている人がボクの周りにもいますが、本当に恥ずかしいな〜って思います。
上手いこと言われてお小遣いを減らされていつの間にかへそくりを作られ、熟年離婚への資金づくりを着々と進められたりしないのかな〜って、他人事ながら心配してしまいます。
仕事が忙しいから子供の教育や保険を含めた資産の管理まで手も気も廻らないのもなんとなくイメージできますが、お金の知識もほとんどない、付き合いも会社関係だけという人は、定年後の人生はつまらないものになると思います。
パートナーのマネーリテラシーが高くて投資経験も豊富で信用できるというなら別ですが、まずは他人任せをやめて、自ら学び行動し経験した方がいいですよね。
反対の理由が「危ないから」だとしたら、無視
お金のことを勉強し知識をつけていざ行動しようとしたとき、親や兄弟に相談することがあります。
特に、親や兄弟が事業を興していたりするとつい相談したくなりますが、必ずしもその人たちがマネーリテラシーが高いかというと、そんなことはありません。
特に「家業レベル」の事業を持っている人は自信だけ過剰な場合が多いので、余計に警戒が必要です。
仮に相談した時に、
「そんな危ないもの、やめておき!」
などとよく理解もしようとせずにとりあえず反対するようなアドバイスは無視して自分に自信を持ってくださいね。
逆にいうと、自信が持てるくらいに学ぶ必要があるということです。
アドバイスを受けるとしたら、自分がやってみようと思うことで実績をあげている人か、自分が全幅の信頼を寄せている人だけで十分です。
マネーリテラシーを高めよう!
お金のことについて学ぶのは、なんか難しそう・・・
そんな風に思って、ボクもお金と向き合うということを避けてきました。
その結果、安易に株やFXで「お金を増やそう」として、痛い目にも合ってきました。
増やすべきは「お金そのもの」ではなく、様々な情報や状況に正しい反応をし、判断を下せるだけの知識と経験なんですよね。
それを「マネーリテラシー」とボクは呼んでいます。
マネーリテラシーを高めるには、親よりもその道で成功したり知識や実績をあげようと頑張っている人たちと切磋琢磨するほうが、よほど効果的です。
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