人が抱える悩みの9割は、人間関係に関するものと言われます。
悩みがない人生の方が幸せ。
悩みの9割が人間関係にまつわることならば、人に関わらずに生きていけば幸せなんじゃない・・・?
と思う人もいるでしょうし、実際 わたしはそう思っていました。
でも、無理なんですよね。
なぜなら、生活費を得るためには仕事をしないといけません。
お金は人の関わりの中で生まれ、人が運んでくる という大原則があり、人の関わりなくしてお金を得ることは難しいからです。
そこで気づいたのは、
関わらないで生きていくのが難しいなら、関わり方を変えればいい ということです。
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この記事では、わたしが人との関わり方を変えるに当たって意識したことについて、書いています。
人間関係で悩む人や幸せな人生を歩みたいと思う人にとって、参考になればいいなと思います。
目次
人と関わらずに幸せに生きていくための大切な3つのポイント
人に関わらずに幸せに生きていくために、まず認識しておくべき大前提があります。
それは、
- 他人は変えられない
- 他人からの評価を気にしない
- 自分ルールを守る
です。
他人に変化を期待しない
人間関係に悩んだりストレスを抱えている人は、自分の思い通りにならない他人にストレスを抱えています。
例えば、
- 仕事をきちんとしない上司や部下
- マナーやルールを守らない人
- 空気を読んで(察して)動いてくれない人
などです。
上のような人を想像して文字にして書いているだけで、ストレスを感じます(笑)
そういう人たちに期待しても、無理でしょう・・・
他人への期待は、ストレスでしかありません。
そういう人たちとの自分の関わり方を変えるしかないのですが、その方法は、そういう人たちに対して「信頼を寄せる」か「無関心になる」かのどちらかです。
多分、あなたもわたしと同じように「無関心になる」ことを選択すると思いますが、それで正解です。
無関心になると楽ですよ!
ただし無関心になるとは、無視することや相手を軽く扱い、その存在をないがしろにすることは違いますので、「適切な無関心」でいてください。
自分のことだけしっかりやっていれば、他人のことなんてどうでもいいや・・・ という感じの無関心具合がちょうどいいと思います。
ポイント
他人は変えられない、変えられるのは自分だけ。
他人からの評価を気にしない
人に関わりたくない、人に関わらず生きていきたいと思うのは、他人から受けるストレスが原因ですよね。
他人からどう見られ、どう評価されているのだろう・・・ と他人からの評価を気にする生き方は、非常にストレスです。
でもこのストレス、他人からのものではなく、自分で生み出しているんですよね。
他人からの評価が気になる原因
なぜ、他人からの評価が気になるのか。
その原因は親の接し方や教育・評価の仕方、育った環境にありますが、今更そんなこと言って親のせいにしても、何も始まりません。
子供の頃からの育成環境によって、「他者から高評価を得るにはどうしたらいいのか・・・ 」という無意識が身に染み付いてしまっていることが、必要以上に他人の評価が気になる原因です。
別の言い方をすれば、育成環境によって承認欲求の塊になってしまったということです。
ここから脱却しストレスの少ない人間関係の中で幸せに生きていくためには、
みんなに好かれるのは、そもそも無理!
と、諦めてしまうのが一番です。
ポイント
みんなに好かれることは諦めて、承認欲求を捨てる
他人からの評価は水もの。
そもそも、その人の価値基準において好き勝手に言っているだけですから、あなた自身がいちいちその評価にブレる必要はないのです。
そんなこと言っても・・・ と思う方は、「嫌われる勇気」を読んでないでしょ(笑)
これを読むだけでも、人生かなり楽に生きられるようになりますよ!
自分ルールを作り守る
そもそも、人との関わりを減らすと他人から受けるストレスは減ります。
仕事や学校の帰り、あんまり気が進まないのに友達に付き合ったり、「嫌われたくない」という思いから自分の都合より相手の誘いを優先していませんか?
極端に言えば、他人の誘いに気が進まないのに乗るということは自分の人生を乗っ取られたということ。
今日から早速、「気が乗らない誘いには、乗らない」と心に決めて、そのルールをしっかり守ってください。
人に関わらないで生きていくということは、自分を律する必要があります。
自分を律するとは、他人に影響されずに自分の意思で自分自身をコントロールするということです。
自分を律するために大切なこと
ただ、自分を律することを意識するあまり、自分の気持ち、感情を無理やり押さえつけるのは、ストレスでしかありません。
力技で気持ちや行動を変容させることではないので、その点は注意が必要です。
自分を律する(コントロールする)上で一番大切なのは、自分自身が納得していること。
自分自身をしっかりと理解し、コントロールしているという意識(というか、感覚)が大切です。
そのために、
自分で納得した表現や行動を無意識に選択できる実感が持てるまでは、「今の選択は自分で納得したものだ」「自分で下した判断だ」「他人がどう思おうと、自分でそれを選択した」と、心の中で呟くようにしましょう。
そうすることで潜在意識に選択のパターンが刻み込まれ、「自分を律することができる自分」にいつの間にか、なっています。
ポイント
自分をコントロールしているという感覚を持つことが大切。そのために行動や選択のたびに「今のは自分で決めたこと」と呟くようにしましょう!
まとめ 人に関わらず幸せな人生を歩むために
人間は誰かとの関わりなく生きていくことは、ほぼ不可能です。
とはいえ、人との関わりで生まれるストレスほど、幸福度を下げるものはありません。
幸せな人生を歩むために必要なのは人との関わりを持たないことではなく、関わりを持つ人や場面を制限し、自分の基準で生きることです。
自分基準で生きるためのポイント
- 他人の変化を期待しない
- 他人からの評価を気にしない
- 自分ルールを守る
自分基準で人生を歩むとは、言い換えれば 本音で生きる ということです。
本音で生きるということは他人と考え方や基準が合わない時も出てきます。
でも、そこを無理して合わせてしまうとストレスが生じ、人生の幸福度を下げることになってしまいます。
誰のための人生かをよく考えて、他人に人生を乗っ取られたりコントロールされることのないようにしたいですね!