心理学 人生観

人間関係で悩む本音を言えない人が持っている心の仕組み

投稿日:2020年2月9日 更新日:

本音で話せる仲間や友人を持っていますか?

 

人間関係の悩みを抱える人の中で、他人と本音で話したり接したりできない人がたくさんいます。

 

そういう人の多くは、

 

いい大人なんだから本音と建前を使い分けるのはあたりまえ! 常に本音で人と接していたら生きていけないよ・・・

 

という信念を心の中に抱えています。

自分の本音を心の中に仕舞い込むということは、自分に嘘をつき続けるということです。

 

嘘が多い他人を信じられないのと同様に、自分の本音を覆い隠して嘘をつく自分自身を信じることができなくなってだんだんストレスが増大していくんですね。



本音を言えない人が持っている心の仕組み

本音を言えない関係性や環境を作っている人(例えば上司とか・・・)の責任は大きいですが、本音を言えない人に責任がないとは言えません。

 

なぜなら、本音を言えないのはその人自身が持つ心の仕組みによるところが大きいからです。

 

本音を言えない人が持つブリーフシステム

人は不思議なもので、自分では意識しないところで自分に制限をかけたり行動を促進したりするシステムを持っています。

 

例えば、

  • 万引きをしてはいけないとわかっているのに気がついたらやってしまっている
  • 虐待されて育ったので我が子にはそのようなことはしたくないと思いつつ、してしまっている

などです。

 

本音を言えない人も同じようなシステムを持っていて、

本当は素直に本音で話したいと思いつつ、本音で話してはいけないというブリーフシステムを持っています。

 

ブリーフシステムとは、

その人が無意識のうちに行なっている判断や行動を決定する仕組みのことですが、子供の頃からの親のしつけや教育の仕方、育成環境によって作りあげられる信念のようなものです。

 

本当に、親から受ける影響って大きいですね。。

 



 

ただ、いい大人になっても自分の持つブリーフ(信念)を親のせいにしてばかりいられません。

なぜなら、人はいつでもそれを認識し、脱したい・成長したいと思えば、それができるからです。

 

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ブリーフシステムの作られ方

人はみんな、何かしらのブリーフシステムを持っています。

 

ブリーフシステムは信念、固定観念、思い込み、基準のようなものなので、ある意味 その人そのもの とも言えると思います。

 

心理学を学ぶと必ずこのような話を聞き、そこから学びを得ます。

 

無作為に選んだABのグループに対し、

<Aグループ>

あなたは数字に強くて数学が得意ね! といってたとえ数学のテストで満足な点数が取れなくても、できたところを褒め続ける。

<Bグループ>

あなたは、数学に関して本当にダメね・・・ と言って、数学のテストで平均点以上であっても間違ったり解けなかったことについて指摘し続ける。

のような対応します。

 

実際の成績は別にして、問題を解くことに より積極的に関わるようになるのは、Aグループの人たちです。

 

そして、はじめは点数としては大差なかったとしても、やがてAグループのほうが点数がよくなっていきます。

つまり、Aグループは本当に数学が得意になっていき、Bグループは本当に数学が苦手になっていきます。

 

なぜなら、Bグループは間違ったことを指摘され嫌な思いをし続けることによって問題を解くこと自体に積極的に取り組まなくなるからです。

 

ブリーフシステムはその人の過去の記憶や習慣の集積であり、自分自身は過去の記憶や習慣の集大成です。

 

過去、どんな人とどんな関わりを持って、その上で自分がどんなことを記憶しているかでブリーフは作られていきます。

 

そして、人というのは「現状を維持していこう」という機能があります。

どんなビリーフでも過去から今まで生きてこられたのだからそれを維持すれば生きていけると、生命体である人はそのように無意識にに思考や行動を撮ってしまうんですね。

 

本音で話せない(話さない)というブリーフが出来上がっていると、本音を話さない(話せない)環境を自分で無意識に選択してしまったり、 建前だけで付き合う人を引き寄せたり引き寄せられたりしてしまいます。

 



 

ブリーフシステムは変えられる

自分の持っているブリーフシステムに気がついて、もしそれを変えたいと思うなら・・・

 

簡単に言えば、「あの人のようになりたい」と思う人と接点を増やし影響を受けつつ、自分の習慣も望ましい状態に変えていくことを続けていけば、ブリーフは変わっていきます。

 

ブリーフは過去の記憶と習慣の集積で自分はその集大成であるならば、記憶と習慣を変えていけばいいのです。

 

「過去の記憶なんて消したり変えたりできるわけないじゃないか」と思うかもしれませんが、6ヶ月後から見れば「今この瞬間」も過去です。

 

今日、今この瞬間の行動を変えてそれを習慣にし記憶していけば、それに応じたブリーフが作られることになります。

 

付き合う人を減らして制限しよう

人間関係で悩む人は

 

  • 皆に好かれなければいけない
  • 嫌われないようにしなければいけない

 

といった信念を持つ人が多く、自分を押し殺して他人に合わせるような言動を、無意識にとっています。

そのことで、自分では気がつかないうちに自分にストレスを与えてしまっているんですね。

 

 

全く人に関わらないで生きていくことは不可能ですし、仕事で人と関わることなく収入を得ることも困難です。

 

 

できる限り付き合う人を制限する。

心地よさを感じる人だけを自分の周りに置いておくのが、人間関係からくる悩みやストレスを軽減し、少なくする方法です。

 

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まとめ 自分の人生を歩もう

人の悩みのもとは、9割が人間関係にあると言われます。

 

人間関係からくる悩みやストレスはそのまま人生の幸福度に影響を与えます。

 

「本音で話すことができない」と悩みは解決しないばかりかより深くなってしまいます。

 

 

でも、本音で話せない環境に身をおいたり、そういう人とお付き合いしているのは、自分の信念(ブリーフ)のせいでもあるわけです。

 

先ほど、

「ブリーフシステムは変えられる」と書きましたが、実際は大きな困難と長い時間が必要ですので、途中で挫けてしまう人も多いでしょう。

だからこそ、

まずはお付き合いする人を減らし、できるだけ心地よい環境に身をおくようにする。

意識して、他人に合わせず自分優先を貫くようにする。

 

 

これが大切です。

 

 

その上で、本音でお付き合いをし、人生の幸福度をあげる人間関係を築くブリーフを作り上げるためにはアファメーションをはじめとする様々な技法や手法を取り入れて、自分の中にある記憶と習慣を、書き換えていく必要があります。

 

そもそも、

本音で話ができないのは、
「自分の思いや考えを横に置いて他人を優先しなければ、自分には価値がない」
と思ってしまうビリーフにあります。

 

たとえ自分はそのような認識がなくても無意識にそう思ってしまい、自覚のないまま他人を優先する言動を取っています。

 

その結果、

 

自分の人生を他人に乗っ取られる

他人の人生をまるで自分の人生かのように歩んでしまう

 

ことになってしまいます。

 

そんなことがないように、望ましくないビリーフを持っていることに気がついてしっかりと修正し、しっかりと自分の足で(意思で)人生を歩んで欲しいと思います。

 

人生の幸福度をあげるためには、そのことが必要です。

 



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