戦国武将の中でも大好きな武田信玄。
信玄は ⬇︎ のような名言を残しているそうです。
武田信玄の名言
一生懸命だと「知恵」が出る。
中途半端だと「愚痴」が出る。
いい加減だと「言い訳」が出る。
別にそれを言いたいわけじゃないんだけど、つい、ぽろっと愚痴や言い訳が出てしまうときってありますよね。
普段、できるだけ言わないようにしているそんなネガティブな言葉が「つい」ぽろっ・・・ と出てしまう。
それは「癖」です。
その癖を持っていると人生あまりうまくいきません。
なぜなら、「悪い気(邪気)」を引き寄せてしまうからです。
武田信玄の残した名言をもとに、その癖を治して少しでも楽しく明るい人生を創る方法を考えてみたいと思います。
癖を「なおす」の漢字にあえて「直す」ではなく「治す」を使っています。癖を治して健康的な状態に戻すことを強く意識しているためです。
目次
目的や目標、意味を持って取り組もう
何かやるときに、
- 誰かに言われてやる
- 自分でやろうと決めてやる
その場合、どちらがいい結果が出やすいと思いますか?
悩むまでもなく、
「自分でやろうと決めてやる」 ほうが、いい結果が出やすいことは、誰もがわかると思います。
自分でやろうとしてやることには、自分が納得した「目的」や「目標」、そしてそれを「やる意味」を自分なりにしっかり理解しているから能動的な姿勢で取り組むことができるためです。
そして、そこには「どうしたらうまくいくだろう?」との問いがあり、その問いの答えとして知恵が
これが、誰かに言われてやることでは、そうはいきません。
なぜなら、そこに「自分の納得がない」からですね。
一生懸命だと知恵が出る
武田信玄がいう「一生懸命だと知恵が出る」というのは、「目標」や「目的」、「その意味」を一生懸命考えると、
- どうしたらうまくいくか
- 今 最優先にすべきことは何か
- 足りないことは何か
などの前向きな思考が生まれるということです。
すると、
人に会って聞いたり本を読んだり調べたり・・・
そうやって手に入れた知識を実際に試してみることで経験値が上がります。
その中から自分にとってよかったもの、成果が出たもの、逆にダメだったもの・・・
そういったものがわかります。
これが「知恵」なんですね。
ポイント
知ること、経験することはまさに「財産」
失敗も含めて、その財産を得る経験をすることが、よくない癖を治してくれる。
エネルギー不足が愚痴を誘う
愚痴が出るタイミングって、どんな時でしょうか・・・
ぼくの場合は、
- 上手くいかないことが続く
- 知恵が尽きる
- 思い通りにいかない
などの時です。
これって、いわゆる「ネネルギー不足」の状態で、簡単に言えば心身が疲れている状態の時です。
誰もが初めは目標や目的に向かって熱意や志しを燃やして取り組みますが、上手くいかないことが長くつづくとやがて「それを始めた意味」や「目的」を忘れてしまいます。
そうなると愚痴って出やすくなります。
目的や目標を失った時だけでなく、それらがすり替わってしまった時・・・
例えば、初めは社会の問題を解決する!と熱意を持って始めたことでも、やがてお金が目的に変わってしまってそれが思い通りにならない時に愚痴が出たりします。
中途半端だと愚痴が出る
例えば、熱意を失った時に愚痴が出るというのは、ブログなんかもそうですね。
初めは、「ブログを書いて人様のお役に立ちつつ、収入も得たいな・・・」と思って始めますが、思いの外 予想以上に大変で成果も上がりません。
そんな時には間違いなく愚痴っぽくなってしまいます。
「こんなの書いたって、意味ないか・・・」
「成果を出している人って自分と違って特別だよね・・・」
などと思ってしまうんですね。
愚痴が出るのは自分が決めた目的や意味に対して、情熱ややる気、志しがなくなったり薄れたりしている証拠。
何かをすれば必ず起こる「問題」や、必ずぶち当たる「壁」を乗り越える力が無くなっている、いわば「中途半端な状態」です。
最初は高い志しや目標、目的を持っていたはずですが、時間の経過とともにそれらは薄れてしまったり別のものへすり替わったりしてしまうもの。
そういう時に「愚痴」って出てしまいます。
ポイント
初めに思い描いた志しや目的、目標を、何かに書いて常に目に見えるようにしておくことって、愚痴が出るクセを治すためにも、とても重要なことです。
ぼくは、紙に書いて寝る前に、今日やったことは目的にあっていたかを確認したり、朝、この目標のためにできることは何かな・・・って考えたりしています。
で、このエネルギー不足。
疲れたり不安が大きくなりすぎると「愚痴」がでます。
だから、きちんと睡眠をとったり栄養を摂ったりすることは、愚痴が出るクセを治すためにもとても重要なことです!
無理に頑張ろうとせず、「調える感覚」が大切です。
大切なのはやり方よりも在り方・考え方
もともと、目的やそれをやる意味、目標や期限が曖昧なまま始めたり進めたりしたことは、だいたい上手くいきません。
そして、「自ら考える」という作業を怠り、上手くいかないので愚痴がでます。
よく「結果重視」などとかっこいいこと言って、目的や意味をないがしろにしたまま「お金儲け」に走る人がいます。
そういう人は、やり方(HOW TO)ばかりを追って、いつまでたっても「上手くいかないのは自分の在り方、考え方」ということに気づくことがありません。
結果や答えが大切なのは間違いないのですが、そこに至る式やそこに到達するための人のメンタル・マインドを軽視しすぎです。
いい加減だと言い訳が出る
特に問題なのは、いい結果が出ていないのにそれを自分ではなく他人や環境に理由や責任を転嫁すること。
自分の非や足りないことを認めず、優先するのはプライドと「自分は悪くない」というマインド。
そういう人は、言い訳ばかりしています。
でも、忘れてはならないのは、
ポイント
失敗は成功との対比したものではなく、失敗の延長線上にあるということ。
今できなくても時間をかけて努力し継続、習得すれば、ほとんどのことは「誰でもできるようになる」ということ。
上手くいかないからと言ってやり方ばかりを追い求めるのではなく、自分の在り方、マインドに注目することです。
やり方ばかりを追い求める人は、残念ながら人として成長することができず、同じような失敗をなんども繰り返します。
また、もっと残念なことに失敗の原因が自分の在り方にあることに気づかないので態度がどこか横柄で他人や環境のせいにし、自分で責任をとりません。
つまり、人として考え方や在り方が「いい加減」なんですよね。
そういう人は、言い訳ばかりをします。
在り方、考え方を重視しない人は「いい加減」になりがち。
そうなると、よくない習慣の連鎖を引き起こしがちです。
【まとめ】 つい愚痴や言い訳が口に出る癖の治し方
武田信玄の名言
一生懸命だと「知恵」が出る。
中途半端だと「愚痴」が出る。
いい加減だと「言い訳」が出る。
名将 武田信玄が残した言葉は、現代にも通じる含蓄深いものです。
人は誰でも物事がうまく進まなかったり、思い通りにならないことが続くとやる気を失ってしまい、つい愚痴や言い訳が出てしまいます。
大切なのは在り方であり考え方
大切なのは在り方、考え方。
何かをやるときだけでなく人生を歩んでいく上で、「幸せになるためにどうすればいいか」というやり方よりも、人生をどう捉え、考えるかの「在り方」を重視すべきです。
そのために、「目的」や「目標」、「意味や理由」などをしっかり確立し、考えること。
それに対して努力をして勉強することで、知恵が出ます。
新しい知恵が生まれると前向きな考え方が自然と生まれてくるものです。
人生の目的を確立してみよう
あなたの人生の目的はなんですか?
お金持ちになって、セレブな生活をすることですか?
だとしても、お金持ちになる方法よりもお金持ちになる人としての在り方を追求したほうが、いい結果が生まれるはずです。
もちろん「やり方も大切」です。
ただ、「在り方」がしっかりしていると、結局のところ「やり方っていろいろあって、なんでもいいんだな・・・」ということに気づきます。
人生が楽しくなる考え方
やり方を追うと苦しくなります。
在り方を確立すると、楽にいきられるようになります。
多くの人は、幸せになるためには・・・? お金持ちになるためには・・・? とやり方を求めてしまいます。
でも本当は
「一度きりの人生、楽しむにはどんな姿勢で日々起こることに向き合うべきか?」
を考えた方がいいんです。
そうすると、そのための知恵が湧いてきて、「在り方次第、捉え方次第でどうとでも感じることができるんだな・・・」ということがわかります。
すると、「今、起こっていることに対してどう向き合うと人生が楽しいと感じるようになるか」と、自然に思考が向くようになるんです。
ぜひあなたも、
400年以上も前に武田信玄の残した言葉を元に、生き方について考えてみてください。
その瞬間から自分の人生への向き合い方が変わってくるはずです。