表面的に、結果的に同じ様に見えても、大きな違いがあるものってたくさんありますが、投資の失敗と詐欺もその一つ。
努力したのに目論見通りにいかなかった「失敗」と、初めから失敗すること(俗に、飛ばすといいますが)やお金を騙し取ることを前提に作られた仕組みに「騙される」ことは、同じ様に投じた資金を失うにしても、天と地ほどの差があります。
法的に見ても、投資の失敗は犯罪に問われることは稀ですが、詐欺は明らかに犯罪です。
もっとも、詐欺は立証することが非常に難しいので犯罪として立件されないことも多いですが。。。
ただ、投資を学び実践し始めると、詐欺的な案件に必ず出会ってしまうもの。
不思議ですが、投資に成功している人は必ずと言っていいほど、詐欺にあっています。
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最近よく聞くのは、表向き正当な無料のマネーセミナーに参加して、その後 個別相談に持ち込んで親身に相談にのってある程度信頼関係を作った後、「実はもっと利回りのいいものがあるので、一生懸命にお金のことを考えているあなただけに特別に・・・」といって、フリーのFPなんかが案件を紹介するような形です。
その案件を紹介する方はコミッションが目的で、契約させたあとのことは関係ありません。
また、こういう案件は「失敗に見せかけた詐欺」であることが多いので、厄介です。
一般に詐欺を疑うべき案件や商品の特徴は、
- 仕組みがよくわからないのに高利回り
- 金融機関ではない(正式に登録していない)、もしくは金融機関を偽装した法人に送金させる(その多くは海外)
- 関与する会社が複数で、しかも複数国に跨っている
- 元本保証またはそれっぽいことを言って安心させる
- 2〜3年はきちんと配当がある(ポンジですが)
- 有名人や政治家も実は参加しているといって信用させる
があります。
詐欺に合うのを防ぐには、投資の学びを始めたら、まずはお金を増やすことよりも仲間を作ることを意識してください。
今の時代、その仲間とはSNSを通じて繋がることが多いと思いますが、その人がつながっている他の人のことも観察してください。
最近、本当に多くスターリングハウストラストのことを聞きます。
実態がよく掴めないのですが、私の投資仲間がもしそれについて聞いてきたら、全力で止めると思います。
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わたしはあまりよく知らないのですが、
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