新型コロナウイルスの影響で大荒れの株式市場。
一時期、NYダウは2万ドル割り込み18,000ドル近辺まで落ち込みましたが、今(4月13日の時点)では23,000ドル後半です。
また日経平均も19,000円を回復、2万円に迫ろうという感じでやや持ち直していますが、まだまだ油断は禁物ですね。
2008年〜2009年にかけてのリーマンショックでは、直近の最高値の約半分程度まで落ち込みましたので、それを考えるとこの「リーマンショック以上の・・・」と言われるコロナショックは、少なくともNYダウで15,000ドル近辺、日経平均で12,000円近辺までは覚悟しておくべきと思います。
2月中旬までは最高値の更新、更新に沸きかえっていたのにたった2ヶ月でその半分程度までの下落を覚悟しておかないといけないというのは、怖い話です。
つみたてNISAやウェルスナビなどロボアドバイザーも、含み損で真っ赤だという方も多いのではないでしょうか?
でも、ここでどう動くが将来安心の資産を作れるか否かの分かれ道です。
コツコツと積み立てるのが投資の王道
無理のない額で毎月つみたてを続けているなら、そのまま続けていきましょう!
コツコツと積み立てていくのは、まさに投資の王道でありセオリーです。
- S&P500 などのインデックス投資
- オフショア(香港)の保険
- 長期積立商品
これらは、きちんと最後まで積み立てを継続していきましょうね!
今、精神的にも辛いかもしれません。
でも、5年後、10年後・・・
2020年を振り返った時に必ず、「あのとき精神的に辛かったけど、辞めなくてよかった!」と思える時がやってきて、ドルコスト平均法の真の効果や醍醐味を味わえるはずです。
こんな人は一時停止または解約を
ただ、
コツコツ続けましょう! と言っても、失業などで収入を失った人や大幅に収入が減って生活に困窮する人は、払込みや購入(つみたて)の一時停止や解約をしましょう!
ちなみに、何かと不自由なiDeCoも払込みを停止することができますよ!
また、あまり知られていませんが、年金保険の支払いを免除されるほど困窮した場合など一定の条件を満たせば、60歳になっていなくても解約してお金を受け取れます。
生活を守ること
生きていくこと
それがなにより一番大切です。
払込みの一時停止や解約をする時は、それによって手数料がかかったり、確約されていた保証が有効でなくなったりすることがあります。
また、払込み・運用を停止したとしても全部解約をしないで運用を続けた場合は、当然 管理手数料や運用コストはかかります。
その辺りもしっかり確認して下さいね。
なにかと大変な動揺を感じるご時世です。
基本、つみたては継続してドルコスト平均法のメリットを最大限享受!
でも、生活が困窮している人は一時停止か解約して現金を得る!
この先、最低でも1年くらいは、今のような混乱した状態が続くと思っています。
コロナに感染しないことはもちろんですが、メンタルを病んでしまわないように「論理的な情報」で行動判断をしましょう!
不安という感情にはしっかりとそれに向き合って、論理的思考で対処することが一番大切です。
おかしな情報に振り回されて自分を見失うのが一番危険ですよ!