連日新型コロナウイルス、その影響による肺炎(武漢肺炎)関連のニュースばかりで、精神的にも知らず知らずのうちに疲れていると思います。
意識して観ていなくても脳が勝手に情報を取り込み、サブリミナル効果的に洗脳されてしまう危険があります。
一番いいのはTVを消すなど情報源をカットすることや会話の中にその話題を出さないことです。
また、こんな時はつい寛容度がなくなりがちで、ちょっとしたことでイライラしたり、許せなくなったりします。
交通機関内や街中で他人がする「咳」にイラついたり、それがきっかけでトラブルになったりすることが多くなります。
確かにマナーやモラル、デリカシーのない人はいますが、「他人を赦す」ことを意識しましょう!
他人の行動はコントロールできないので、イラついても仕方ありません。
新型コロナウイルスが発するメッセージ
よく「目の前の出来事はメッセージ」と言われますが、そのメッセージを受けてどう解釈するかは自分次第です。
また、「出来事全てに意味がある」とも言われますが、その意味づけをしているは自分です。
ちょっと視点を変えてみる
視点を変えて地球規模でみてみると、コロナウイルスの影響で経済が縮小し環境への負荷が軽くなり、急速にオゾンホールが小さくなったり空気中の化学物質が減って空が澄んだり、地球規模・宇宙規模で環境は改善しているという報告もあります。
個人的には、この2〜3ヶ月でそんなに変化があるの・・・・? と少し疑いの目も持っていますが、物事には必ず裏表、陰陽がありますので、あえて明るい方に視点を向けることも大切だと思います。
あえてコロナウイルスがもたらす「陽」に目を向けて見る時間もとってみてくださいね。
人生の転機?
おそらく数年後には、「私の人生の転機は2020年のコロナウイルスパンデミックでした」という人がたくさん出てくるでしょう。
またこの先さらに10年〜20年後に起こるであろう別の危機(←何かは予測できませんが)には、2020年を生き延びた知恵や術(すべ)が活かされると思います。
もしかしたら今、人としての在り方や自分の生き方やその目的を問われているのかもしれませんね。
わたしは田舎に住んでいますが、自分が知っているだけで4人が発熱状態で病院に行ったのですが、4人ともPCR検査はしてもらえなかったとのこと。
その4人がコロナに感染しているかどうかはわかりませんが、今の日本、いつどこでだれが感染してもおかしくない状況であることは間違いなさそうです。
トヨタ自動車の製造ラインでは安全安心の確保のために「止める・待つ・呼ぶ」の徹底が言われていますが、個人的には日本における経済活動を一度止めて、回復の兆しを待つことが必要なのでは? と思います。
もちろん、補償とセットなのですが、緊急性が高いならば補償は震災復興税のような形と同じく、後から考えてもいいように思います。
企業の研修講師時代、
「どちらにしても犠牲が出る場合」の選択基準についてディベート的に議論したりすることがありましたが、そこに100%正解の答えなんて出せませんし、そんなものはありませんでした。
一つの妥当解として、決断を先延ばしすればするほど犠牲や代償は大きく、しかも深くなるということは間違いないです。
日本の基幹産業である自動車工場が製造ラインを止めて感染拡大防止対策をとっている今、政治的なはっきりした判断や指示が欲しいところですね。
とは言っても、そこに期待しても私たち個人が政治をコントロールできるものではありません。
今は(というか、いつでも)自分ができること、コントロールできること、やるべきことに集中していきたいですね!
深層心理でつながっています
今、世界は移動制限などで物理的に分断されています。
心理学者のカール・ユングは「深層心理で世界のありとあらゆるものはつながっている」と言いました。
人同士はもちろん、人と植物も有機物質も、原子のレベルで影響を与えあっているということです。
もしかしたら、新型コロナウイルスともつながっているのかもしれません。
人それぞれが、少しだけでも明るく前向きな気持ちになればそれが伝播していくと思います。
物理的な分断のなか、心まで分断するようなことがないようにしていきたいですね!