前澤さんがTwitterで面白そうな出資の話を投稿していました。
突然ですが、みんなで会社作りませんか?
フォロワーの皆さまに株主になってもらい新会社を設立し、僕が社長で上場を目指す。事業内容はみんなで相談。面白くないですか?
皆さん、いくらくらいなら出資頂けますか?
仮にフォロワー1割の100万人が1万円出資してくれると100億円の資本金。夢がある😆
— 前澤友作┃お金配りおじさん (@yousuck2020) October 24, 2020
Twitterのフォロワーさんに、
株主になりませんか?
事業内容はまだ決まってませんけど・・・
というもので、いくらくらいなら出資してもいいかのアンケートです。
これに対してのフォロワーさんたちのコメント。
私にとって、大変興味深かったです。
お金を払わないで投資する
投資というと通常幾らかのお金を出して株主になったり、案件を購入したりするものです。
前述の前澤さんも、「いくらなら出資いただけますか?」と訊ねています。
でも、世の中には(ときどき)お金を出さなくとも案件に参加できたりすることもあります。
前澤さんのツイートへのコメントにも、「お金がないので出資できませんが、雇ってほしい」のようなコメントもいくつかあり、この人たちはもしかしたら、ものすごくリテラシーが高いのでは・・・? と思っています。
(その逆かもしれませんが・・・)
通常、何かを得るためには対価が必要です。
リターンを得るためにはリスクを取る必要があり、多くの場合は、お金を差し出します。
でも、差し出すものがお金以外ということも、少なくありません。
労働として自分の時間を差し出す、あるいはスキルやアイディア、人脈といったものが、お金の替わりに差し出すものとしては一般的です。
案件の内部に入って作業や仕事をしてもらう替わりに、リターンをもらうということですね。
そういう場合、たいていは向こうから「お声がかかる」ので、声をかけてくれる可能性の高い人(案件を作る人など)と親しくなり信頼関係を築いておくと同時に、自分自身のスキルを磨いて常に「チラ見せ」しておく必要があります。
たまに、こちらがとても信頼しているのに何か声をかけたりすると「私には何もできません」と言った感じで謙遜される方もいます。
謙遜に見せかけて一緒にやりたくないという意思表示なのかもしれませんが、投資の感覚や経験・実績、ビジネス的なスキル、特殊な人脈などといった特殊な才能がなくても、信頼できる人格があるだけでもかなり有利な立場に立つことができます。
相手から、「この人にお願いすれば、助けてくれる」とか「この人には他の人にはないスキルがある」と思われるようになれば、非常によいポジションニングを取れるということですね。
ただ、労働力として自分の時間を投資する場合、失敗してもリスクはほぼないと考えつこともできますし、その時間を使って他のことをすればもっと効率良かった・・・ その時間にストレスを感じて自分をすり減らした・・・ ということが起こりますので、「ハイリスク」ということができます。
よって、出資する際にお金を差し出すというのは、失敗してもそのお金を失うだけなので、考え方によっては非常にリスクは低いと言えると思います。
結論として、投資案件に出資するものは、お金だけではありません。
普段から信頼される立ち居振る舞いを意識し、信用を積み上げておくことも、あるいみ地道な投資活動と言えるのかもしれないと思います。
人から信頼されるには、どうしたら良いか・・・
その辺りをしっかりと考えて実践しながら日々過ごすことが、一番リスクの少ない投資なのかもしれません。