例えば、お金の争いが絶えない家庭に育った人はお金に対して憎悪を持ったり、逆に執着しすぎる傾向があると言われています。育った環境によって大人になってからのお金に対する態度にも影響を与えることは、ほぼ間違いないと思います。
だからといって大人になってから不都合な今の自分のことを「親のせい」だとか「過去の環境のせい」で片付けてしまうのは、ちょっとずるいと思うんですね。
この記事では心理学の要素をちょっと考え方に取り入れることで豊かな人生とはお金の量のことではないことも含めて、人生の質や幸福度が高まればいいなという願いを込めて書いています。
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目次
悩む・落ち込むは思考の癖
あなたはすぐに悩んだり不安になったり落ち込んだりするタイプですか?
そんな人は今の状況・・・
今後 世の中、倒産や失業が増えていくことがわかっていることもあり、先行き不安で仕方ないかもしれません。
私自身、割と落ち込み癖や悩み癖がありました。
今でもその傾向はありますが、心理学を学び生活に取り入れることを意識したところ、少なくとも落ち込み度合いは浅くなり立ち直りは格段に早くなりました。
子供の頃から内向的な性格だと自覚していましたが、親や学校の先生から「もっとコミュニケーション能力を磨きなさい」的なことを言われていました。
いまだったら、親や先生がいうコミュニケーション能力が本来とはちがう意味で使われていることがわかるのですが、当時は「自分ってだめだな〜」と思っていました。
でも、自分が内向型でかつHSPの要素もあることを知り、それは性格ではなく性質であることを自覚できた途端、かなり人生が楽になったんですね。
またその副産物として、経済的にも少しだけ余裕が出てきて、人生の幸福度は格段に上がりました。
内向型 その特徴とは?
わたしと同じように、
- 落ち込みやすい傾向がある人
- 悩み癖がある人
が少しでも気持ちが楽になり、人生の幸福度を上げてもらえたらいいなと思い、そのコツを書きます。
悩み癖・落ち込み癖がある人が考えてみるといいこと
悩みを抱えたり、気持ちが落ち込む。
そのきっかけは誰かの言葉だということは多いはずです。
でも、考えてみてください。
本来、言葉は単なる音であり、空気の振動です。
そこに意味を載せて解釈するのは自分。
相手の言葉に自分で意味や理由をつけて、自分を傷つけているだけと言ってもいいと思います。
言葉だけでなく出来事についても同様です。
よく、「人生で起こることで無意味な出来事はない」と言われます。
でもよく考えてみると、その出来事で不幸に感じるのも幸せに感じるのもその人次第ということは、往々にしてありますよね。
いい例が、「離婚」です。
一般的に 離婚は、不幸な出来事だとされますが、離婚できて大喜びの人もいますよね。
この違いは、離婚という言葉や出来事にどのような意味を持たせ、感じるかの違いです。
出来事が感情を作るのではない
- あの人にあんなことを言われたから起こっている
- こんなことがあったから、最悪だ・・・ と落ち込んでいる
- あの人があんなことをするからイライラするしどうしたらちゃんとしてくれるかと悩む
こんな風に、悩み癖や落ち込み癖のある人は、出来事と感情をくっつけて感情に振り回されてしまっています。
出来事と感情を切り離して別物とすることができると、随分気持ちが楽になります。
ポイント
出来事とそれらから生じやすい感情を切り分ける
出来事と感情を切り分けるためのコツ
悩んだり落ち込んだり不安に感じる・・・
これはある意味人間らしい心の動きなので完全に否定や排除をする必要はありません。
出来事に対する捉え方を、ほんの少し変えれば随分楽になります。
そのために、出来事と感情の間に「自分の捉え方の確認」を入れればいいのです。
例えば、
【出来事】失敗した
という出来事に対して、
【感情】落ち込む
のは、失敗はよくないことという【捉え方】があるからです。
でも、もし
失敗は成功のために必要な通り道だという捉え方をしていれば、【違う感情】が湧いてくるでしょう。
もし失敗したことを他人にとやかく言われても、他人なんて所詮無責任にその場その場でいうことを変えるものという【捉え方】があれば、それによって落ち込んだりイライラしたりすることはないかもしれません。
このように、出来事から生じる感情は、自分自身が持つ【捉え方】というフィルターを通って生じるものです。
だから、出来事で生じる感情は、自分のフィルター次第ということです。
そのフィルターは一般に、常識とか当たり前、固定観念や既成概念と言われるものからできていることが多いのです。
ポイント
出来事とそれに対する感情の間に、自分の捉え方の確認を入れる。
捉え方は、常識や固定概念から作られていることが多い。
捉え方は人生を左右する
出来事に対する感情は、捉え方によって変わります。
ですが、ここでとても大切なことがあります。
それは、
注意ポイント
捉え方に善悪や正誤の判別をつけてはいけない
ということです。
「あたしの捉え方がいけないから落ち込むのか・・・」と落ち込んでしまってはいけません。
捉え方に良いも悪いもありません。
ただ、自分が望ましい感情を持つためにどう捉えたらいいかを考えて、捉え方に変化を加えていきます。
人生の質は感情の質とも言われます。
幸せに生きていきたいと思うなら、幸せを感じるにはこの出来事をどう捉えたら良いだろう・・・ と考えるようにしてください。
理想的な人生を送るために必要なこと
誰もが幸せな人生を歩みたいと思っています。
そしてそのコツは出来事の捉え方にあります。
ただ、こういうことをお伝えしても、「それができたら苦労しないよ・・・」という方もいますよね。
そういう方は、もうしばらくそのままでいてください。
思考は癖のようなもの。
自分の望む幸せな人生を歩むコツは、いかにして自分にとって理想的な感情をたくさん味わうかにかかっています。
ぜひ、出来事に対して理想的な感情を紐付けできるように、自分の捉え方を柔軟に理想的な方向へ変えていきましょう!