人生で出会っておきたい人は、3人。
その3人とは、
- 自分自身を理解し、応援してくれる仲間
- 「あの人みたいになりたい!」と思わせてくれるライバル
- 一歩を踏み出す勇気をくれたり背中を押してくれるコーチやカウンセラー
です。
それら3人の共通した特徴は、あなたの感情をうまく活かしてやる気を出させてくれたり行動の原動力となってくれることです。
目次
成功(成幸)や成長を阻害するのは過去のネガティブな感情
誰もが絶対に、過去の経験や記憶に基づくネガティブな思い出とそれに紐づく感情を持っています。
それが大切なところで失敗してしまったり、重要な一歩を踏み出す勇気を出せなかったりする「壁」となります。
いわゆる 「メンタルブロック」というやつで、それが思考や行動に望ましくない影響を与えしまいますので、セラピーやカウンセリングではそれらを取り除いたり乗り越えたりするために、ネガティブな感情を解放するワークをおこなったりします。
ネガティブ感情解放ワークの勘違いと落とし穴
ネガティブな感情とは 不安や恐れ、苦しみ、憎しみや恨み、欠乏感などで、それらが心の奥底にあると理想的な行動がとれません。
だからそれらのネガティブな感情を書き出したり吐き出したりして向き合っていくということが重要になります。
でも、このワーク。。。
麻薬のような依存を生む可能性を秘めているので、とても危険な面もあります。
その快感が新たな不安や苦しみを呼び寄せる
ネガティブ感情を書き出したり吐き出したりするワークは大前提として、あなたが絶対的な安心を感じる人と心から安心でき落ち着き安らげる場所でおこないます。
不安や恐怖、他人への憎しみなど本音を話すことでどっぷりとネガティブに浸ることができ、癒しや安心、開放感(解放感)を味わうことができ、心理的なメリットを感じることができます。
このメリットをひとことでいうと「この上ない快感」です。
この「この上ない快感」は、前向きに行動し好ましい結果を得るためには重要なものですが、反面、無意識のうちに 「この上ない快感を味わうために自ら不安や苦しみを味わうような行動をとってしまい、苦しい胸の内を セラピストやカウンセラーに打ち明けて快感に浸る といったことを繰り返したくなってしまう人も、少なくありません。
なんでそんなに苦しい体験をしたのに同じようなことを繰り返すの・・・? と思わせる人がいますが、快感を得るために無意識に不安や恐怖、苦しみを自ら引き起こすようなことをしているのです。
セラピーやカウンセリングでは、自分の奥底にもつネガティブな感情を言葉や文字にして表に出すことは有効で重要なワークです。
でも、それだけで終わってしまうと、かえってよくない依存を生み出すことになってしまいます。
ちなみに、とても技術が高い有能なカウンセラーやセラピスト、コーチの中にもクライアントを引き付けておくために、このネガティブな感情を出すワークを上手に使っている人もいます。
もし半年、あるいは1年も経つのに自分の状況に変化を感じないのであれば、セラピストやカウンセラー、コーチを、そして付き合う人、人間関係そのものを変えてしまうのも検討するべきだと思います。
感情を解放するワークの目的は、ネガティブと向き合うことではありません。
ネガティブと向き合った先にある、望ましい結果を得るための行動にスムーズに着手できるようにすることにあります。
行動や習慣を変えるための感情との向き合い方
- うまく恋愛ができない
- あの上司の前だとなんだか実力が出せない
- セールスや説得の場面でいまいち押し切れない
- いつも誘惑や欲望に負けてしまう
- 普段節約しているのに自分へのご褒美と称して大きな買い物をしてしまう
こんな人は、それに関して過去になんらかの失敗やトラウマ、心のしこり を抱えている可能性が高いです。
自分を解放して望ましい結果を得られる可能性の高い行動に継続して取り組んでいくためにネガティブな感情を知り対処していく必要がありますが、取り扱いを間違えるとますます苦しみを繰り返し味わうことになってしまいます。
単に、聞き上手な人にネガティブ感情を話すだけではなく、出てきたネガティブを安心してとことん味わい尽くすようサポートをしてくれる人、つまり 一番最初にあげた
- 仲間
- ライバル
- コーチやカウンセラー(あるいはセラピスト)
の「3人の人」と出会うようにしてください。
意識してそういう目で見れば、すでにあなたの周りにそのような3人が、あるいは一人で3役をこなしてくれる人がいるはずです。
ネガティブ感情との向き合うとお金がうまく回る
恋愛でもお金でも、不安や恐怖、欠乏感があるとうまく行きません。
恋愛はともかくお金も感情が影響する? と疑問に思う方も多いかもしれませんが、使い方には特にその人の内面が現れます。
私も、そのことを理解するまでは無駄使いがやめられず、騙されたりすることもたくさん経験してきました。
でも不思議なことに、自分のネガティブな感情ときちんと向き合い、自分の親に対する復讐心や他人への不信感、自分への無価値観を言葉にして向き合い、癒すことで段々と後から考えて無駄だと思うような出費を減らすことができました。
また、ストレスを解消するかのように買い物をしたり、食べたり飲んだりということがなくなりました。
また一見関係ないように思えますが、人を見る目が磨かれていきました。
自分のネガティブ感情としっかり向き合うことで他人の感情状態がわかるようになったからだと思います。
これら ネガティブ感情と向き合い、書き出し、癒すことは、コーチがサポートしてくれました。
なので、わたしも、以前の私と同じように
- 無駄遣いしてしまう
- 思い通りにお金が貯まらない
- 買い物をすると気持ちよくなるけど買ったものには興味がない
といったことがある人のサポートをできたらいいなと思っています。