夢や目標よりも大切なこと
わたしはどちらかというと、目標を成し遂げるためにそこから逆算し、やるべきことをやっていくタイプ。
未来に、すでになっている自分をイメージしながら現在とのギャップをどうやって埋めていくかを考えるタイプです。
でも、夢とか目標とかを明確にするとなんだかプレッシャーに感じてしまう人もいるんですよね。
そもそも、夢や目標 という言葉になんとなく「こそばい(くすぐったい)」感じを覚える人もいますし、私自身も経験したことですが、会社の上司から「目標を達成するために何をする?」などと詰問された経験などから、嫌悪感がある人もいます。
だから、夢や目標を持つことが絶対大切というつもりはありませんが、そういう人でも、少なくとも将来不幸になりたい人はいないし現在より良くなっていればいいなと思っている人がほとんどです。(今より不幸になりたい人はいませんよね)
その時点で立派な目標を持っていると言えるわけですが、大切なことがあります。
それは、
自分にとっての幸せとはどういう状態をいうのかをできれば言語化し、明確にしておくこと
それと、
今の自分の状態をできるだけ客観視しておくこと
です。
夢や目標はいらない理由
これから年齢を重ね、様々な経験を積み上げていく中で、必ず「こうなったらいいな」「こうしたいな」というものが出てきます。
例えば、素敵な人と出会ったらその人と結婚したいと思うようになるかもしれないし、ある程度の貯金ができたら、あの車を買いたい、自分の家がほしい、TVで見た景色を実際に見てみたい と思うようになるからです。
人間は良くも悪くも欲深く、言い換えれば向上することに貪欲です。
さっきも書きましたが、今より生活レベルを落としたい、貧しくなりたい、不幸になりたいと思っている人は、ほぼいないということです。
夢も目標もいらないと言っている人も、生きているなら必ず向上することを願い、目指しています。
必要なことは、
自分にとって幸せとはどういう状態のことなのかを自分自身で把握しておくこと。
できればそれを言語化しておくこと。
そうすることで自分の現在地がわかり、自分が本当にやりたいことややるべきことが見えてきます。
それ自体が、あなたの人生の未来図となります。