言葉を選ぶ そのきっかけになった経験

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確かに悪くない、というよりかなり美味しい。
でも、繊細さや複雑さという点では、フランスには
敵わないよ。

アメリカワイン、 よくも悪くもやっぱり
大雑把な感じがするよね。

妙に果実味があって、繊細とかか上品さには
欠けるよね。

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わたくし、以前 ワインの流通や販売に携わっていた
ことがあります。

今は全く勉強していませんが、ワインアドバイザーの
資格試験にも合格しています。

 

その当時、
時々インポーター様主催の勉強会や試飲会にも
参加させていただきました。

 

20代前半の若造が、
初めて勉強会に参加し、初めて「オーパス・ワン」と
いうワインを口にした時の、周りにいたベテランの
方々のワイン評が上記。

 



素直で最強の意見

その勉強会は、
なかなか口にする機会がない「高級ワイン」を体験できる
ということで、ベテランの方々も多く参加されていました。

4〜5人のグループでワインの感想をシェアするのですが、
わたくし以外は、ソムリエさんやワインの販売に10年以上
携わって来られた方々ばかりで、はっきり言って気後れ。

とても緊張していました。

ボルドーやブルゴーニュ、当時人気が出始めていた南米チリの
ワインやオーストラリアの高級ワインなどを飲み、アメリカの
オーパス・ワンを飲んだ時の皆の感想は、米 < 仏 。

年長者でもあり経験も豊富な先輩方の感想を聞いていると
自分が「これが一番美味しい」と思ったものが
なんだか間違っている気がして、言えなくなってしまいました。

オーパス・ワンを口にした時に
「これ、美味しい!」と思ったにも関わらず、
先輩方の意見を聞いていると、そう思うのは経験がないからだ
とか、自分はワインのことがわかっていないんだとか
思えてきちゃうんですよね・・・

そんな雰囲気の中で黙っていると同じグループ内の
気の強そうな30代前半のお姉さんがわたくしに尋ねました。

「で、あなたはどう思うの?」

わたくしはちょっと戸惑いながらも
「オーパス・ワンが一番美味しいです。ムートンやラフィット
よりも、好きな味です。」と言いました。

周りのベテランたちは
まだまだ若いな・・・
経験ないからな・・・
ワインというものがわかってないな・・・
というような、ちょっと小馬鹿にするような態度や表情。

そんな空気を察してかどうかお姉さんが、

『好き!とか、美味しい!とか・・・
それ、素直で最強の意見だわ!』

と言ってくれました。

 

自分の言葉が他人の価値観を作っていないか

自分が思い切って発言した意見や感想に対して、
周りは冷たい態度。

でも、お姉さんが言ってくれた「それ最強の意見」という言葉で
自信を失わないですみ、さらに「もっとワインのことが知りたい!」
という、欲求まで湧いてきました。

わたくしはいま、当時のワイン勉強会に参加していた
「ワインに詳しい人」たちと同じような年齢です。

あの経験があるから

自分は若い人の意見や発言を軽く扱っていないか
自分の経験や価値観を押し付けて、その人の機会を奪っていないか

ということに、とても気をつけています。

自分が発する言葉が他人に大きな影響を与えたり、
自分はそんなつもりがなくても威圧感を与えたり。

そういうことを意識して言葉を選び、使おうと気をつけています。

その人のエネルギーを奪ってしまう言葉より、
その人のエネルギーを増幅させる言葉を使いたい。

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ABOUTこの記事をかいた人

投資と複業(複数の収入源を持つこと)を活かして、自らが定義する幸せな人生(成幸人生)を歩む。そして、成幸人生を一緒に楽しめる仲間づくりをするためにブログで発信活動を行なっています。 お金の不安が軽減すれば、もっと人生は楽しめる。 付き合う人を選べば、もっと人生は幸せになる。 そのことを自ら実践し、共に人生を楽しむ仲間づくりをしたいと思っています。  ぜひこちらからプロフィールをご覧ください→ https://umikazekaoru.com/profile/