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結婚するふたりへのメッセージ

投稿日:2017年11月23日 更新日:

結婚とは、どんな羅針盤でも完璧な航路を発見できない荒海である
(ハイネ/詩人・ドイツ)

共通の価値観を持ち、共に人生を歩もうと決意した二人が
結婚をする。

 

誰もが、二人でいっしょに幸せになると決意し結婚をしますが、
すべてのカップルに共通する成功(成幸)論はないし、
そもそも、個として生まれ、違う人生を歩んできたのだから
「共通の価値観」を持っている・・・ などということは
ありえないのだと思います。

結婚は、
共通の価値観を持ち、同じゴールを目指せると思い込んだ二人が、
航路を発見できない荒海に漕ぎ出すことなのかもしれません。

 

本当に、結婚おめでとうございます!

社会人になったばかりの研修でたまたま講師を担当。
その受講生だった2人が結婚するにあたり、
その報告を受けながら食事をしたのですが、伝えたいことがうまく
伝え切れなかった気がするのでここに記しておこうと思います。

お互いのことを理解し、同じ価値観を見出し、これからの長い人生を
共に歩めると感じたからこその結婚。

たくさんの出会いの中でそう思いあえる人と出会たこと。
それは本当に尊く、貴重で奇跡的なことなのだと思います。

 

お二人が思い描く「理想」を実現するために
お互いを大切にして頂き、他の誰かの「理想」となるように
ともに人生を創造していってほしいと心から願っています。

 

また、
今の気持ちを忘れず大切にすれば必ずそうなると信じています。

なのに高い離婚率 

計算式があっているのか疑問ですが、離婚率は約3割。

3組に1組が離婚すると言われています。

 

そして、3組のうちの2組の中にも、

いつか離婚したい
条件が整えば離婚したい
子供が成人したら離婚したい

 

などと、ひそかに離婚を望むカップルは多いといわれます。

その原因は様々だと思いますが、
お互い愛し合い、理解しあい結婚したはず。

なのに月日が経つうちになぜか
相手を理解することを忘れて理解されることを求め、
理解されないことへの不満を募らせることに
原因の一端があるような気がしています。

今は「そんなことはない」と思うかもしれませんが、
生活という現実をともに歩み始めると、

これくらいのことはわかってほしい
やってくれて当たり前だ

 

と思うようになって来るようです。

 

二人はひとつではなく個々別々であるはずなのに
慣れ親しむとそのことを忘れて、
考えも感じ方も目指す方向も一緒であってほしいという
願望が自然と生まれてしまうようです。

でも忘れてはならないのは、
二人はお互いにそれぞれ違う家庭環境で育ち、
それぞれ違う考え方や感じ方を持った
「ひとりひとり」だということです。

お互いに自分の中にある思いを一生懸命に伝え合い、
時には言葉で表現される気持ちとは違う表情や
笑っているのに笑っていない目の奥、微妙な言い回しやしぐさから
微妙にずれる心の声をしっかりと聴き合わないといけないと思うのです。

結婚とはもしかしたら
一生をかけて相手を理解し続けることを決意すること
なのかもしれません。

 

独りでいるときよりも孤独な時間

一見、両親や兄弟がいて温かに見える家庭でも、
その中で心のふれあいや個人への理解を感じられないと、
より深い孤独を味わってしまいます。

独りでいるときよりも大勢の中で孤独だと感じるほうが、
より深く心にダメージを負ってしまいます。

誰かと一緒なのに孤独 という状態は、
ものすごく哀しいものですよね。

だけど、
たった一人でもしっかりと自分のことを理解してくれる。
少なくとも、理解しようとしてくれていると感じる。

そういう人がそばにいてくれると、
価値観や考え方の違いを感じたとしても、
孤独を感じることはないのだと思います。

今まで、
多くの時間を掛けて分かり合ってきたはずだけど
まだまだお互いに知らないことは多いはず。

相手をまだ十分には知らない ということを
お互いにまだ知らないのかもしれません。

だけど、
解ってほしいと自分への理解を求めるのではなく、
相手のことを解ろうとする気持ちと姿勢であり続ければ
全てを知る必要はないのだとも、思います。

 

夫婦といえど、
「えっ! そんな一面があったんだ・・・」 という発見があるほうが
刺激的な人生を送れるような気もします (笑)

 

大切にしてほしいのは、
解ってほしいと自分の気持ちを押し付ける前に、
相手のことを解ろうとする努力や姿勢を忘れない
ことです。

心理学の先生が教えてくれたメッセージ

お二人には、講師 と 受講生 という立場で出会いましたが、
わたくしが 講師 という仕事に魅力を感じるきっかけとなったのは、
心理学を学んだことです。

その講師の方がとても魅力的だったから
自分もあんなふうになりたいと思いました。

その講師の方から教えていただいた言葉がありますので
それを受け取っていただけたらと思います。

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あなたのパートナーは、あなたの一部ではない。
結婚し、一緒に暮らしても、

決して二人は一体ではなく、混じり合うことはない。

 

パートナーに愛情を与えたとしても、

自分の価値観を押し付けてはならない。

 

あなたが相手を理解する努力を始めたとしても、

相手から理解されないことに苛立ちを覚えれば、

愛は憎しみへと変わってしまう。

 

愛とは、

相手を知りたい、相手を理解したいと思うところにこそ、

存続するものだから。

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自分の考えと違うことを相手がした時、
つい、正そうとしてしまう。

その前にすべきことは、相手を解ろうとすること。

「正そうとする前に、解ろうとする。」

 

素晴らしい人柄の二人は、
周りからたくさん祝福を受けているはず。

だからあえて、
説教くさく(ある意味、講師らしく?)
このようなメッセージを送らせていただきました。

 

遠い将来、
どちらかが命を終える時、パートナーの手を握って
「幸せな人生だった」とにっこり笑って言える。

そんな人生を
二人で創り上げて欲しいと思っています。

本当におめでとうございます。

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