友達は多い方がいいと思っていませんか?
それこそが人間関係の悩みを増やす原因です。
なんとなく、「苦手だな・・・」と感じる人との関係をよくする努力をしていませんか?
それこそが精神的に疲れる原因です。
あなたの意見や考えを否定したりケチを付けてくる人に、なんとかわかり合いたい、受け入れてほしいと思っていませんか?
それこそが無駄な努力です。
こんにちは。
アラフィフ会社員ブロガーの たく です。
人生における悩みの9割は人間関係だと言われます。
残念なことに、
- 繊細で気がきく優しい人
- 共感力があって他人を思いやれる人
ほど、人間関係の悩みを抱えることが多いようです。
無駄な努力はやめよう
ボクは、子どもが近くにいるのにタバコを吸う人や、いつも上からの物言いの人、態度がでかい人や命令口調、威圧的な言動の人が苦手です。
苦手でかつキライなので、できるだけ近づかないようにしています。
すると向こうもそんな雰囲気を察知するのか、ボクに近づいてこなくなるんですね。
お互いにとっていい距離感を保てるようになります。
win-winの関係です。
ところが、
人に対して苦手とか嫌いとかいう感情を抱いてはいけないかのごとく、その感情を克服していい人間関係を築こうと努力する人がいるんですね。
そういう人にアドバイスするとすれば、
無駄な努力はおやめなさい
です。
好かれる努力をしなくていい理由
自分が苦手とし、嫌いだなと感じる人
自分を苦手とし、嫌いだなと感じているである人と、仲良くしようとする必要はありません。
好かれようとしたり仲良くなろうと努力することは、自分の素直な感情や直感を否定すること。
それは自分を否定することになるので、自分の自分への評価(自己評価)やエフカシーを下げてしまうんです。
(エフカシーとは自分を肯定する感情や能力のこと)
そのようなことが続くと次第に自分のことが嫌いになって、自信も持てなくなっていってしまいます。
基準は自分 そして中庸を心がける
だからといって敵意をむき出しにしたり不機嫌な態度を見せるのも、幸せな人生を歩むためにはお勧めできるものではありません。
心がけるは、「中庸」
相手によって感情を揺らすのではなく、誰に対しても同じように自然な振る舞いができるように、常に感情に余裕を保つ努力を、日々行っておく必要があります。
相手ではなく、自分を基準にすることを心がけます。
相手ではなく、自分の心の動きや感情の揺さぶられ方に注目します。
そうすることで、他人主体ではなく自分主体の人生が送れるようになっていきます。
アドバイスも受け入れなくていい
中には、親切を装ってあなたの人生をコントロールしようとする人がいます。
具体的には、
- それはあなたらしくないよ
- それよりこっちの方がいいよ
などと、あなたが思い描くゴールや夢・目標、その先の目的を理解していないにも関わらず、的外れで余計なアドバイスをくれる人がいます。
「ドリームキラー」と言われることもあるこういう人は、その人自身が「親切の押し付け」をしてあなたの邪魔をしている自覚がないので困りものです。
そういう人からは、たとえ過去お世話になった恩師や先輩、仲間や友人であっても距離を置く方が賢明です。
そうでないと、あなたの人生の主体性を奪い、乗っ取られてしまうからです。
永遠の別れではありません
ドリームキラーからは距離を置くべきですが、「一生、縁を切る」わけではないので、気軽に離れる・ブロックする・一時的に縁を切ることをすればいいと思います。
その人があなたの夢や目標、その先の目的を理解し、心からの味方になることはほとんどないですが、あなた自身が成長し「感情の中庸」が保てるようになった時、望むならおつきあいを再開すればいいだけです。
人間関係を厳選する
「来る者拒まず、去る者追わず」という言葉がありますが、それは違います。
来る者厳選、去る者追わず
の考え方で人間関係を構築し、嫌な人とは積極的に自ら離れることで周りの環境を調えていくといいと思います。
友達も仲間も、重要なのは数よりも志向の方向が一致していることです。
人生の悩みの90%が人間関係に起因するならば、人間関係を調えることで悩みのほとんどはなくなります。
その意識で、自分主体の人生を送ると潜在意識の中でも自己評価やエフカシーが上がり、目指す方向に歩見続ける今の自分に必要な人が、自然と集まるようになっていきます。
そうなると、人生楽しいですよ!