迷ったら不安な方を選ぶ。
そうすると、人生が変わります。
なぜなら、不安は未経験なことやよくわからないこと、過去にうまくいかなかったことを再びやろうとしているときに感じるアラート。
そっちを選ぶということは新たな経験を積む、人として幅が広がる、深みが増すということだから、そのことで人生に変化がおきるのです。
誰しもどうしようか迷ったときは「いつも通り」を選んでしまいがちですが、それだと結局、今の延長線上の人生を歩むことになってしまいます。
こんにちは。
アラフィフ会社員ブロガーの たく です。
今の人生、現状を変えたいと思うなら不安を感じるほうを選択していくことが、人生を変えていくコツです。
例えば、転職しようか今のままでいようか迷ったとき、転職を選ぶ方が不安を感じますよね?
この人とおつきあいを続けていいかどうかを迷ったときも、別れを選ぶ方が何かと不安を感じます。
不安を感じる方を選ぶと、そこが人生の変化点となります。
不安を感じる原因 ホメオスタシス
ホメオスタシス ってご存知でしょうか?
恒常性と言われる「現状を保とう」とする機能や性質のことです。
例えば人だと、体温や血圧を一定に保とうとする機能や怪我を修復しようとする機能、場に馴染もうとする性質のことをいいます。
命を守るためのホメオスタシスは重要なものですが、メンタルに働くホメオスタシスは「変わりたくない」という潜在意識を呼び起こし、成長や変化への妨げになってしまいます。
また、慣れ親しんだ環境にいない時や初めての人間関係の時に感じる「居心地の悪さ」もホメオスタシスがメンタルに働きかけることで生じる感情で、これが不安の元となります。
不安な方を選ぶ
未経験のことや慣れないことは、不安に感じます。
これは人として当たり前の感情で、生きるための重要な機能であるホメオスタシスがあるからこそ生まれるものです。
もし夢や目標を叶えたいならば、未経験のことに取り組んだり、慣れない環境に身を置かなければならないから、不安に感じるのはものすごく当たり前のこと。
不安だな・・・ とか、どうしようかな・・・ という気持ちが湧いてきたら、「あぁ、今 変化のチャンスを掴んでいるんだな!」くらいに思えるといいですよ!
数日間、自分が発する言葉に注意する
これから数日、自分が発する言葉に注意してしてみてください。
何回くらい、「それは難しい」、「それは無理だ」と言ったり思ったりしているか。
また、「昔からこうだった」とか、「そういうものだから仕方がない」という言葉にも注意してみてください。
無理とか仕方がないという言葉の裏には、変化への不安が隠れています。
「もっとこうなればいいなぁ!」と変化を望みつつ、ホメオスタシスがその変化を拒みます。
でも現状を維持しようとすればするほど知らない間に坂道を下っている・・・。
成長から遠退いている・・・。
という事実から目を背けてはいけないと思います。
難しい、無理だ、仕方がない と言った言葉はホメオスタシスが変化を拒んで言わせていると思ってください。
不安な方へ一歩を踏み出す
不安に感じるのは危険だからじゃなくて慣れていないだけ。
あえて不安な方、慣れていない方を選ぶ。
そうすると、新たな経験ができて視野が広がり、可能性が広がり世界が広がる。
選択できる可能性が広がると、そこをポイントとして、人生が変わっていくんです。
だから、人生を変えたいならば、不安な方へ進むのが正解だと言われます。
当たり前の基準を変える ホメオスタシスの活用
ホメオスタシスという機能がせっかく備わっているのだから、これを利用して人生を変えていくという方法もあります。
簡単な方法は、自分が理想とすることをすでに叶えている人や、目指す方向が同じ人と一緒にいる時間を増やすということです。
初めは慣れない言葉や考え方、習慣に不安や違和感を覚えますが、それこそがホメオスタシスが働いている証拠。
そのうちに馴染んで、いつの間にか不安や違和感を感じなくなります。
そのときが、理想とする人たちが発する雰囲気や言葉、習慣が「当たり前になった瞬間」です。
自分のもつ「当たり前」との相違がホメオスタシスを機能させ違和感や不安を感じさせるので、違和感や不安は「変化のきっかけ」というシグナルです。
だから、不安を感じることを選択していくというのは変化していくということなので、今 理想的な状態や環境にない人こそ不安を感じる方向へ進んでいくといいんです。
不安こそ変化のシグナル。
不安を感じることは、避けるべきことではないんです。
なんの心配もいりません。
不安を感じたら、正解。
そこは人生の変化点です。