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これからも日本で暮らしていくのに、なぜ外貨を?

投稿日:2017年9月8日 更新日:

2015年から行なっているHSBC香港口座での香港ドル預金。

先日、口座開設を完了したアメリカドル預金、今はまだ日本の銀行にあるユーロと、タンス預金しているフィリピンペソ。

[box class="yellow_box" title="合わせて読んでね!"]アメリカに米ドル口座を持つ理由

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自分のお金を守るために通貨を分散して保有する必要を感じ、これからも学びを深めつつ、分散して保有したいと考えています。

 

さらに、加入していた個人年金を解約し、アジアのオフショアである香港で米ドル建ての保険に加入しました。

[box class="yellow_box" title="合わせて読んでね!"]香港で米ドル建て保険に加入しました

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外貨(米ドル)建ての資産形成も少しずつ進めています。

 

外貨建て資産を作る理由

個人的にはギリシャなどのような財政破綻や最近妙に取りざたされる「預金封鎖」は、ないと思っています。

 

でも、この先ずっとないかというと、それもないと思っています。

 

[box class="red_box" title="預金封鎖とは"]政府が、銀行預金などの金融資産の引き出しを制限する行為。過去、日本では1946年2月に実施されている。預金封鎖の目的は膨大に膨らんだ政府の負債を減らすため。[/box]

 

また、政府や日銀の政策を見ていると、ゼロ金利のままインフレに持って行こうとしているように感じるので、そうなると日本円の価値は下がります。

だから、主に日本円で収入を得ているわたくしは、所得税や地方税が課税されたあとの自由なお金の一部を、日本国外で持ちたいと考え、少しずつ外貨建て資産を作る準備を進めています。

 

資産なんてないし、外貨で預金なんて意味ないのでは?

普通の日本人も外貨を保有する必要がある時代だよ!

 

そう聞いたのはもう10年以上前の2005年ごろ。

そのころのわたくしといえば、人材派遣会社で外国人留学生の受け入れや、エンジニアの一時的な海外への派遣や紹介業務に携わっていたころでした。

 

業務で関わる国は主にアジア。

台湾やインドネシア、香港やシンガポールが中心でした。

 

その数年前の1995年に香港へ、1999年にシンガポールへ行った時になんとなく感じた、「そのうち、ニッポンは負けるかも・・」という感覚が、「あぁ、完全に負けたよね」という確信めいたものに変わっていったのを、仕事を通じて、現地に行って強く感じたのを覚えています。

 

普通の日本人も外貨を保有する必要がある時代

ニッポンはすでにアジアNo.1ではないよね・・・ と実感していたときにそういうことを聞いたので、その言葉自体に衝撃を受けたのは事実ですが、かといって具体的に何をすればいいの? というのはわからずじまい。

 

ずっと国内で日本円を使って暮らしている。
生活する上で外貨なんて使わないから、あんまり関係ない話なのでは? と思っていました。

 

でも、仕事を通じて、アジアから日本にやってくる留学生や研修生の表情や気合を感じて日本人のパワーのなさを感じ、日本という国は間違いなく右肩下がりなんだ・・・ ということを実感。

同時に、そんな中でも多くの日本人はまだまだ、「俺たちはアジアでNo.1なんだ!」と言った、「大海を知らず・・・」的な人が多いのを、少し心配に感じていました。

 

世界中に経済活動を広げる近年の日本人にとって、経済活動も生活に必要な商品サービスも、今や日本国内だけで完結することはできません。

実際、多くの人やものが世界から日本へ、日本から世界へ移動する中で、日本のごく普通の生活者にとっても外貨について考えることは、生活するうえでとても重要なテーマなんじゃないか。。。 とも思うようになりました。

 

たとえ資産と呼べるようなものを持っていなくても、日本に暮らすということは円で世界と繋がるということ。

その円は当然、世界の経済動向の影響を受けるのだから、リスクを小さくするために円以外の外貨も活用して分散保有しておくのは当然のことなんですね!




ライフスタイルやライフプランの変化に対応するために

為替レートの変動によって日本企業の業績や株価が変動する。

世界的な規模で経済活動を行っている企業やビジネスマンだけでなく、個人の生活にも為替レートは影響を及ぼします。

一番身近なところでいえば、海外旅行や海外留学には外貨が必要になりますね。

 

 

海外旅行の直前に円安が進んでいると「元手は同じ額なのに少ない外貨にしか換えられなかった……」となるのは多くの人が経験していることだと思います。

同じ10万円の両替でも、1ドル=80円のときには1250ドル受け取れますが、1ドル=120円の円安なら833ドルしか受け取れません。

 

こうした為替リスクは「あらかじめ外貨を保有しておく」ことで和らげることができます。

特に留学や海外赴任ともなるとまとまった額の外貨が必要になりますが、そのときの為替レートが不利だからといって、留学や赴任を止めるわけにはいきません。

 

また将来「海外に移住する」という、より大きな選択をすることになるかもしれません。

 

いや・・・ 移住なんて ないない! という方も、TV番組「幸せ!ボンビーガール」で時々放送されるように、日本ではなかなか想像できないような夢のある生活に、いつ憧れ行動するかわかりませんし、突然リストラや倒産の憂き目にあい、海外へ職を求めて・・・ ということになるかもしれません。

 

ちょっと例が極端かもしれませんが、あらかじめ外貨を準備しておくことは、将来の生活スタイルの変化への準備をすることでもあるのです。



 

円安で減っていく日本円の価値・購買力

外貨の必要性は、海外で外貨を使うときだけ感じられるものではありません。ずっと日本に住んでいたとしても、資産をすべて円で持つことにはリスクがある、という考え方もあります。

 

留学も海外旅行も行かないし、日本にずっと住む! という方も、例えば、ガソリンの価格は原油そのものの価格にプラスして、為替が大きく影響していることはご存知だと思います。

 

また、日本は食糧の多くを外国から買っていて、為替の変動がその価格に反映されていることことも、よく見回せば感じるはずです。

 

仮に、長期で円安が進んだと仮定します。

すると原料やエネルギーを輸入に依存する商品やサービスの価格は高騰しますから、同じ額の円で買える商品やサービスは減少していきます。

 

このことは日本に住んでいるとなかなか実感ができませんが、例えば、日本国内を旅行するときに最近はホテルが高いと感じませんか?

以前なら5000〜8000円ほどで泊まれていたビジネスホテルが、同じホテルでも今は軽く1万円越えなんてことは珍しくありません。
5000円で泊まれていたのに、今はもうワンランク下げたホテルに5000円払う必要が出てくるわけですよね。

 

こうした影響は、預金だけでなく有価証券や不動産も含めて円建て資産全体の価値に及びます。

でも、資産の一部を外貨建てで保有しておけば、円の購買力が相対的に減少した場合にも資産全体の購買力を維持することにつながるのです。

 

分散して保有することでリスクも分散

円の価値は変動します。

 

この変動を利用して円高の時にうまく外貨を購入しておければいいのですが、為替の動きを予想することはとても困難です。

将来円高になるのか円安になるのかを正確に予想したり、そもそも今が円高なのか円安なのかを判断したりすることは難しいものなのです。

 

資産をすべて一度に外貨にするのではなく、年単位の時間をかけて分散して外貨を購入するのが重要です。

時間分散すれば、高値づかみをしてしまうタイミングリスクを和らげられるからです。

だから、何も今から焦る必要はないのですが、それでも頭の片隅に「分散して保有」を刻み込み、少しずつ準備をしていくのがいいと思います。

 

時間・通貨・保有する場所を分散

時間をかけて分散して外貨を購入していくことでタイミングリスクを和らげることができると書きましたが、通貨自体の分散・保有する場所の分散も重要です。

 

通貨自体の分散とは、文字通り いろんな通貨を持つ ということ。と言っても現実的には多くて3〜5種類の通貨で十分だと思います。

具体的には、円・USドル・ユーロと、よく旅行にいく先や好きな国の通貨です。

わたくしの場合は、上の3通貨にプラス 香港ドルを持っています(他にすこしだけフィリピンペソを持っています)が、円・USドル・ユーロを持っていればその流通量から、ほぼ世界を網羅したと考えてもいいのでは個人的には思っています。

 

場所の分散については、まさにいまわたくしが推し進めている、
日本以外の場所で保有する です。

そのためにHSBC香港に口座を持ち、ユニオンバンクに口座を開きました。

 

 

次はユーロ圏に口座を持つべく、情報収集しています。

 

あまりバラバラと分散するのも管理が大変になるのですが、資産を日本円だけに集中させるよりも、分散投資によっていろいろなリスクを少しずつ取るほうがよいと、わたくしは考えています。

 

日本国外での銀行口座の開設には、言葉の問題やその国の金融制度や仕組みでちょっと難しい場合も少なくはありません。

 

わたくしとしては、(将来的なざっくりとした目標として)通貨を保有したいと思う国に小さなビジネスを起こして口座開設。 その中で希望する人に口座開設のサポートなんかをできればいいなと考えています。

 

 

日々のニュースを見ていると、今後どうなるんだろう・・・? というようなニュースがたくさんあり、世界の政治・経済の動きがとてもめまぐるしいものだと感じます。

 

そこに憤っても仕方がないですから、できることはなんだろう・・・? の質問を常に自分に投げかけて、できることから行動していこうと思っています。

 

今は、マイナス金利政策により円預金だけでは資産がほとんど増えないということもあります。ずっと日本国内で暮らす人も、海外での生活を考えている人も、やはり時間をかけてグローバルな通貨分散にチャレンジすべき時期だと思います。

 

 

とはいえ、焦って急ぐ必要もなければ、これが完全に正解!という明確な答えはありません。

 

また、今、資金や資産が少ないからといって考えることを放棄するのは、もっともいけないことだと、わたくしは思っています。

 

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