家計簿なんかつけるのはやめましょう!
もしそれを見て「今月も赤字・・・」と気持ちが落ち込むのであれば・・・
家計簿をつける意味
家計簿はお金の出入りや使い方を「見える化」するもの。
だから、それを見て気分が落ち込んだり、「私ってダメだな~」と思ってしまうようだったら、いっそのこと やめてしまったほうがいいと思っています。
でも、お金の使い方は自分の心の状態を現すものだから、「今ココ」の自分自身を確認するために活用するのであれば、レシートを残したり家計簿をつけたりするのは、非常にいいこと。
大切なのは目的。
家計簿をつけること自体を目的にするのではなく、その家計簿から何を得たいのか、家計簿をつけるその先にどんな夢や目標があるのかが、重要です!
夢や目標を叶え実現するための家計簿なら、見ていて楽しそうですよね!
レシートを見てその時の心の状態を確かめる
お金を使ってモノを買ったりサービスを受けたりすると、レシートが手元に残ります。
レシートがなくても、記憶に残ります。
スーパーで買った ダイコン、菓子パン、ポテトチップスにビール・・・
それらでさえ、その日の気分(エネルギー)がわかることがあります。
例えば、
仕事が遅くなって疲れちゃったから作るのも面倒・・・
食べに行くとお金がかかるし、ポテチとビールでいいや・・・ 300円で夕食終わり!
そういや、昨日も菓子パンとグリコのカフェオレ、250円で済ませたよな。
という食生活を送っていた過去のわたくしは、決してお金に愛されることはありませんでした。
問題は、仕事で疲れたから面倒・・・ というメンタルにあります。
「昨日、飲み会で3000円使った」という記憶に、「楽しかったけどなんか疲れたな・・・」と気持ちがくっついてることがありますよね。
「デートで食事に10000円使った」という記憶に、「楽しかったな~ また行きたいな!」という気持ちがくっついてることもあります。
レシートやお金を使った記憶を振り返りながら、お金を使うときの感情を思い返してみると、どういうときなら気持ちよくお金を使って楽しく良い気分になるかを知ることができます。
金額そのものの大小ではなく、楽しく気持ちよく感じるお金の使い方を増やす。
お金そのものを貯めようとするよりも、お金の使い方から自分が楽しい、気持ちいいと感じることはどんなことなんだろう・・・
そのことを把握するためにレシートや家計簿を活用することは、そのまま人生の楽しさにつながりますし、不思議とお金の量=幸せの大きさ・深さ という感情が湧いてこなくなります。
その場が楽しいだけじゃなく、あとから振り返っても楽しい!と思える支出を増やしていけたとき、自然とお金の量にとらわれないハッピー体質な自分になっているはずです♪
楽しいか、楽しくないかの基準でお金を使うようになると、レシートや家計簿を見返すのが楽しくなりますし、クレジットカードの請求明細を見る時の、あのなんともいえない不安や不快感・後悔からも解放されます!
稼いだ時のストレスを解消するためにお金は出て行く
ストレスフルな仕事や誰かを騙したり不正な手段で手に入れたお金は、ストレスを連れてあなたの手元にやってきます。
そして、
心をかき乱したあとそれを静めるために何かと引き換えに出て行ってしまいます。
いやいやながらお金のためだけにやっている仕事で得た収入のほとんどは、稼いだ時に感じたストレスを解消するかのように、出て行ってしまうんですね。。
そういう支出は、その瞬間は楽しくてもあとで後悔することも多々。
仕事のストレスを解消するために靴やバッグを買って、箱を開けないまま置いてある・・ てことも多い。。。
現状、そういう人がいるなら、家計簿やレシートでお金の出入りを管理しようとする前に、
好きなこと、やりたいことって何だろう・・・?
って、しっかりと自分自身と対話してみることから始めることをお勧めします!
ぜひ考えてみてください!
あなたが本当にやりたいこと、楽しいと感じることは、何ですか?