私自身、香港の保険 FTライフ リージェントプレミア2 などを契約していますが、その経験を元にブログなどを書いているとお問い合わせをいただきます。
中には、びっくりするようなこともご連絡いただくので、ざっくりとになりますが、いろいろ注意点を書いてみます。
目次
香港オフショア保険や投資の紹介者・仲介者に注意!
FPさんや保険仲介人の資格を持った人が副業で、香港の保険を勧めている場合があります。
副業も否定しないし、日本の保険よりも内容がいいので本当に契約者のためを思ってなら全くもって非難するものではないと、個人的には思っていますが、中には契約者の事情や希望をそっちのけでやたらと長期投資(25年とか)を勧められる場合があるようです。
もちろん、長期積立商品を選んでもらった方が、自分が受け取るコミッションが多いためです。
しかも、長期投資において早期解約した場合や途中で積立を減額、中断した場合のリスクなどを説明しない人もいるようです。
説明しないならまだしも(商品説明に書いてますので)、「大丈夫ですよ」と言っている人もいるようですね。
いいことばかりを言ってリスクを説明しない、聞いても誤魔化すなどがあった場合には、相手にしないほうがいいです。
-
-
気をつけよう!悪徳紹介者の口車にのらないで!RL360だけでなくインベスターズトラストも
続きを見る
商品のリスク
わたしの契約しているリージェントプレミア2もそうですが、保険といっても日本の保険とイメージが違う場合も多いです。
イラストレーションで算出される返戻金は、Guaranteed(保証された)部分よりもNon-Guaranteed(非保証)が大きいこともあります。
非保証部分は運用や利回りによって変動するので、注意が必要です。
わたしが契約しているFTライフ リージェントプレミア2 では、非保証の部分をオプションを活用することで金額を確定できるので、うまく使いたいなと思っています。
-
-
香港の保険のリスク リージェントプレミア 高い返戻金を支える非保証部分を考えておく
続きを見る
生活環境や収入・条件の変化によるリスク
積み立て期間が長ければ長いほどこのリスクは高まります。
途中で積み立てや払い込みができなくなって、最悪 失効してしまったということがないように、余裕を持って積み立て金額と期間を設定したいものです。
せっかく「元本確保型」の商品を契約したのに、積み立て額を減額したり一時停止すると、条件が変わるという商品もあります。
また、早期に解約してしまうと元本割れする可能性もありますので注意が必要です。
-
-
元本確保だから安心? インベスターズトラスト(ITA)S&P500 についての考え方
続きを見る
勧められるがまま自分の考えなしに長期投資をする人は、将来かなり危険と思います。
ある程度、自分の中で「投資をする目的やゴール」をイメージして、無理のないプランで契約するようにしてください。
言葉のリスク
資料や書類のほとんどは英語または中国語なので不安も大きいと思います。
ただ、IFA選びを間違えなければ、過度に心配や不安になる必要はありません。
保険会社と契約者を取り次ぐIFAには日本人による日本語サービスもありますので、契約後の住所変更や契約内容の確認、一部引き出しなど、日本語で対応可能です。
-
-
IFA選びが香港オフショア保険投資を成功に導く最初の関門
続きを見る
そのほかのリスク
そのほかにも、為替リスクや流動性のリスクなど考慮しておくべきことがありますので、ご参考になさってください。
-
-
リスクがいっぱい 香港オフショア保険で最低限確認しておくべき8つのこと
続きを見る
また、香港の保険についてよくある質問をこちらでまとめていますので、ご参考にされてください。
よくある質問
過剰な心配はいらない
いろいろ心配のネタになることを書きましたが、かえって不安を煽ってしまったとしたら申し訳ない。
実はそんなに心配はいらないというのが本音です。
投資で一番気をつけるべきこと
国内、海外問わず、また投資の種類、案件問わず一番気をつけるべきことは、「騙されないこと」です。
特に、事情を考慮せずに「営業」してくる人には注意が必要です。
相手の事情や立場を考慮せずに話をする人は、結局自分のことしか考えていませんから。
その時に、巧妙な営業トークに乗ってしまったり自分で調べることを怠って人任せにしてしまったりすると、あとで「こんなはずでは・・」ということになります。
某大手保険会社で適当なことを言って、いい加減な営業をしていたことが明るみになりましたが、必ずしも大きな会社の社員だから絶対安心、信用できるということはありません。
自分で調べる、学ぶということも大切にして常に情報を取り入れ、持っている情報も更新していきたいものです。