最近、本当に人気だな〜と感じるインデックスに、S&P500 というものがあります。
インデックス投資をしている人なら誰もが知っていて、私も インベスターズトラストのS&P500 Index の15年プランで、S&P500 にお世話になっています(笑)
そのインベスターズトラスト社から2019年10月、S&P500 Index を補完するような商品が発表されました。
「MSCI Index」という商品ですが、アメリカとカナダをのぞいた大型・中型株の指標にIndexするもので、S&P500との違いは準拠する指標が「MSCI EAFE 」であって、S&P500 Index との違いはそこだけです。
参考
MSCI Indexとは
MSCI IndexはS&P500を補完する って、どういうことでしょう?
わたしがインベスターズトラスト社から受け取ったMSCI Indexの案内には、
これまでのS&P500及び確定利回り商品シリーズへの有効な補完となります。さらなる多様化と米国以外へのご投資機会を求められる方に理想的なソリューションです。
と書かれていました。
S&P500とMSCI EAFEのちがい
S&P500とは
S&P 500は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数。
それに対して
MSCI EAFEとは
MSCI EAFEインデックスは、米国およびカナダ以外の先進国市場の株式市場のパフォーマンスを測定するために設計された株式市場のインデックス。投資判断支援ツールのプロバイダーであるMSCI Inc.が管理している。
ということ。
ざっくりいってしまえば
- S&P500はアメリカの市場に上場している企業の株価指数
- MSCI EAFEはアメリカ・カナダ以外の市場に上場している企業の株価指数
と言えます。
S&P500を補完するとは?
S&P500 は、アメリカの代表的な株価指数。
経済だけではありませんが、世界の基軸は間違いなくアメリカ。
S&P500 インデックスに投資をするということは、言い換えればアメリカ経済に投資をするということです。
S&P500は直近では2008〜2009年のリーマンショックで、そのほかにも大きく値を下げる危機がありましたが、それでも設立以来トータルすると、年9%前後の成長をしていることになります。
ただ、今後もこのペースで成長していくものなのでしょうか?
日本でもつみたてNISAやiDeCoなどの長期運用でS&P500 インデックス型の商品が人気ですが、言い換えればこれは今後もアメリカが成長し続けるという前提に立っていると言えます。
でも、ちょっと待ってください・・・
投資の基本に、「タマゴを一つのカゴに盛るな」 という格言があります。
「投資地域の分散の必要性」も説かれます。
・・・と考えた時に、ちょっとアメリカに偏りすぎかな。。。 と思った人に向くインデックス投資。
それが
です。
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インベスターズトラスト MSCI Index は結局のところ・・・
インベスターズトラスト(ITA)MSCI Indexは、今の投資構成がアメリカに偏りすぎているかな・・・? と思う人には、魅力的です。
ポイント
- 条件はあるものの、元本が確保される
- アメリカ以外に投資先を分散できる
ただ・・・
現実問題として、アメリカが下がっていくのに他の地域がガンガン上がっていくというのは考えにくく、S&P500がダメなのにMSCIが上がっていくということは、考えにくいかな〜 と、個人的には思っております。
皆さんはどう思われるでしょうか・・・?
ただ、元本確保した上でアメリカ・カナダ以外の世界に投資できるというのは魅力的ではありますね!