お金について学ばないまま社会に出てしまう方がほとんどだと思います。
そもそも「お金について学ぶ」ことの必要性を認識しない人も多いですよね。
もちろん自分もその一人でした。
学校では教えてくれないし親からも教わることはありません。
でも、「豊かな生活」を送りたい人にとってお金と投資の知識は必要不可欠なものです。
こんにちは。
もし20代前半の自分にアドバイスするなら、マネーリテラシーを高めなさいと伝えたいアラフィフ会社員ブロガーの たけし です。
本当にお金と投資のリテラシーは重要だと、今更ながら気が付いて一生懸命取り組んでいます。
目次
マネーリテラシーを身につけよう!
マネーリテラシーとは、投資とお金の知識のこと。
投資はともかく、お金は親におこづかいをもらったりアルバイトで得たお金をどんな風に使うかを、おこづかい帳をつけたりしながら経験を積んだつもり。
でもそれってただお金の出入りを管理していただけで、重要な視点が抜けていたと思うんです。
おこづかい帳をつけるときの重要な視点
それは、
使ったお金でとってどんな価値を手に入れたか
そもそも、価値あるものにお金を使ったのか
という視点です。
子どもの頃はおこづかい帳、大人になってからは家計簿や収支管理表ですが、これは付けること自体に意味はなく、自分の価値観に沿った使い方をしているかが見える化されるから意味を持つんです。
だから自分の価値観を自分で把握しておくことって、とっても重要なんですよね。
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働いてもお金持ちになれない仕組みを知る
ワーキングプアという言葉があるように、働くことがお金持ちになることに繋がっているのではないことが、明らかなってきた時代です。
お金持ちになるどころか、働いても貧困を脱することも難しいという時代です。
投資家と労働者の違い
どうしてこんな風になってしまうのか。
それを知るには、私たちが生きている「資本主義経済のルール」を理解する必要があります。
これを読むと、なぜ働いてもお金持ちになれないのか、どうすればお金持ちに成れるのかのヒントが見つかるかもしれません。
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投資には時間も規模も限界がない
労働でお金持ちになるのは無理と書きましたが、それは限界値があまりに低いということも関係しています。
どんな人間でも地球上にいる限り1日24時間なので、労働の限界も1日あたり24時間なんですよね。
でも実際は、24時間ずっと働き続けることは不可能です。
ボクは月間で400時間近い労働をしていたことがありますが、1日平均すると13時間程度です。
それでも3ヶ月も続くと労働効率が目に見えて落ちるだけでなく、ところどころ記憶がありません。脳が限界を感じて情報の入力や記憶をシャットダウンするようです。
こんな感じで人間が労働するのには限界がありますが、投資から得る収入にはそのような限界はありません。
自分が寝ていても遊んでいても別のことをしていても、せっせと収益を上げ続けてくれるわけですね!
投資資金が尽きない限り限界がないことになりますから、投資家と労働者の間には圧倒的な違いが生まれます。
税率はどんなに稼いでも一律
お金を学ぶ上で税金のことはセットで学ぶ必要がありますが、株式や配当所得にかかる税率は、どんなに稼いでも一律20.315%(2018年6月時点)
「一律」というところが重要ですが、労働者は働けば働くほど「累進課税制度」のせいで税率は上がっていきます。
労働して所得が増えれば増えるほど、かかる税金は上がっていくんですね。
でも投資家には一律の税制ですから、金額や規模が大きくなればなるほど、労働者よりも投資家の方に有利に機能していくわけです。
働いて収入(所得)が増えると税率は上がりますから、労働で収入をあげようとするよりも投資で収益をあげる方が、資本主義の仕組み、使える時間や限界、税制の面からかなり有利で効率的であることがわかります。
これが、働いてもお金持ちに慣れない仕組みともいえるんです。
さらに消費税
消費税は何かを消費しなければかからない税金なので一見、お金持ちの方が不利に思えます。
でも、お金持ちって、本当に倹約家が多いんですよね。必要で、価値のあるものにしか使わない。
そして、お金持ちだからって毎日神戸牛を食べ、高級ワインを飲んでいるかというと、そんなことはありませんよね。
収入に対する消費の割合が多い生活に余裕がない人ほど、実は消費税の存在は不利に働きます。
米朝会談やワールドカップ、紀州のドンファンなどの話題で隠れていますが、政府は「骨太の方針」のなかで、2019年秋に消費税を10%にすることを明記しています。
なかなか労働の収入が増えていかない中で、厳しいと思いませんか?
独学には本がおすすめ
お金があれば幸せというわけではないけれど、お金があれば人生の選択肢は格段に広がります。
そのことで、幸福感は間違いなく増幅するんですよね。
だからこそ、お金と投資のリテラシー(マネーリテラシー)を身に付けることをお勧めします。
手始めに、知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)を読んでみてはいかがでしょうか。
銀行、保険、株式、債権、税金などの仕組みを、とてもわかりやすく解説した本で、わかりやすさでは一番です。中学生くらいでもわかりやすい思うので、大人が読んだ後にお子さんにも読ませてみるととてもいいと思います。
ボクも勉強を続けて、ブログを通じて伝えていきます。