企業が「買収された」と聞くと、どんな印象を持ちますか?
それも、自分が投資・運用を任せている海外の保険会社が「買収された」と聞くと・・・
心配になりますよね?
FTライフが買収されてより期待が高まった理由
2018年4月、ほぼ日帰りの日程で香港へ行き契約してきた FTライフのリージェントプレミア2
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思わず後悔!香港で念願の保険契約して来ました
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その販売元のFTライフ社が「買収された」ことで、心配よりも希望と期待を感じました。
その理由について、少し書いてみようと思います。
ほぼ日帰りで香港へ行った理由
2018年3月、前から話を聞いていて、「いい商品だな〜!」と思っていた FTライフ社の「リージェント・プレミア」という商品が
- リニューアルされて、バージョン2になる
- ただし、日本人は6月以降契約できなくなる
という話を聞きました。
日本の保険では考えられないリターンを生む貯蓄・運用型保険ということで、加入したいと思いながらも迷っていたのですが、
- 「2」にバージョンアップ
- 契約できなくなる
と聞いて、もともと加入していた個人年金保険を解約して「リージェントプレミア2」に乗り換えました。
ちょっと無理して香港に行って契約したのですが、その後、
- 日本から郵送で契約できるようになり香港に行かなくてもよくなった
- 日本人の契約も、少し契約の仕方と仕組みが変わるが契約はできる
に変わり、なんとなく安堵していたんです。
その会社が2018年12月末になって、「買収された」と聞いた瞬間「えっ?」と思ったのですが、1秒後には「おぉ、よかった!」と思いました。
もともとはベルギーの会社 中国系より香港系が安心?
FTライフ社はもともとベルギー資本の会社。
2015年、中国資本のJDグループが約14億ドルで買収しました。
そして今回、香港のコングロマリットで不動産、運輸などを手掛ける、ハンセン指数の主要銘柄の1社 ニュー・ワールド・デベロップメント(新世界発展)が買収することになりました。
その価格は、約27億ドル!
つまり、JDグループは約3年で14億USドルから27億USドルへと企業価値を高め、ほぼ倍の価値で売ったことになります。
これは、香港の保険業界史上、最高額での売却。
買収が発表される前にFTライフ社は香港の保険会社ランキングで
2016年は12位
2017年は7位
2018年は4位 と、順調にランクUPしていることを公表していました。
素晴らしい成長です!
この成長があっての倍額での売却。
JDグループはいい商売をしましたね。
ところで、売却したJDグループは中国系の企業、買収した新世界発展は香港系の企業。
なんとなく・・・
本当になんとなくですが、わたくしは香港系の企業の方が安心感があるのですが、皆さんはいかがですか?
残る心配な点
ただ、心配な点があります。
それは、いつまで日本人の契約を受け付けてくれるのか・・・ ということ。
日本人の契約は
- 2018年3月で受け付けなくなる
- 2018年6月までは大丈夫
という話が出ていました。
結局のところ、今も日本人の契約は可能ですが、いつ受け付けなくなることを発表するかもしれません。
買収で、オーナーが変わります。
日本人の契約を取ることについてどのように考えているかは今の所伝わってきていませんが、本当にどうなるかわかりません。
実際、HSBC香港口座の開設がだんだん難しくなってきていたり、香港の銀行で買えた投資商品が買えなくなったりしています。
もし、香港オフショア保険商品を含む検討中のものがあるのであれば、お早めに決断されることをオススメしたいと思います。
もちろん、未来のことは誰にもわかりませんが、「契約できなくなりました」となった時に、後悔はしたくないですよね!
香港の保険に興味がある人は、こちらから情報をとっていただけます。