ダイバシティ(多様性)が叫ばれて久しいですが、法律や制度が絡むとなかなか進まない、認められないこともまだまだたくさんありますね。
その一つに結婚制度に関わることがあると思うのですが、LGBTカップルや事実婚カップルは何かと法律や制度の壁に阻まれて、一般的とされるカップルなら当たり前のことに制限があり、不自由なこともたくさんありますね。
例えば、同性パートナーや正式に婚姻届を出していないパートナーが、保険の受取人になることはまだまだ様々なハードルがあるようです。
これだと、多くの人が加入する一般的な生命保険や資産形成のための保険商品への加入に様々な障害が生まれます。(と言っても資産形成に関しては日本の保険ではなかなかいいものが見つかりませんが・・・)
ところが、香港には受取人を自由に設定できる保険が実はたくさんあります。
また、受け取る金額の内訳も支払期間も自由度が非常に高い、日本国内にはない柔軟性あふれる保険商品があるので、その一つをご紹介したいと思います。
目次
高格付け 世界規模の保険会社
この保険は本社をカナダにおくグローバルな保険会社の商品です。
時価総額は保険業界内で世界10位。
信用格付会社S&PはA+(2019年3月)の評価。
大きな基盤と規模、安全性が高い金融機関です。
1865年にカナダで創業、香港には1892年に進出と、非常に歴史と実績のある会社であり、今回紹介する商品とは別ですがこの会社の貯蓄機能付き生命保険は、少ない保険料から大きな死亡保障を確保でき、また運用で長生きリスクにも備えることができると日本人にも人気があります。
渡航の必要なし 日本から郵送で契約可能!
現在、この香港の保険会社の商品は日本から郵送で契約できるので渡航する必要がありません。
もちろん受け取りも、必ずしも香港に銀行口座を持っている必要はなく、日本にいながら受け取ることも可能です。
LGBTのカップルや同棲・事実婚カップルもOK!
保険は多くの場合、保険契約者と保険金を受け取る人の関係は、親子や親族である必要があります。
でも今回ここで紹介する保険は、他人同士でもその関係になれます。
また、だんだん認知されるようになってきたとはいえ特に日本ではまだまだ法制度の壁が高いLGBTカップルや、何らかの事情で入籍していない方も、比較的自由に設定できます。
保険契約に必要な条件
日本に住む日本人がこの保険を契約するために、少し条件・・・ というか、必要なことがあります。
それは、香港の保険は保険会社にダイレクトに申し込むのではなく IFA といういわば「保険の窓口」を通じて契約をする必要があります。
なので、IFA に自分でコンタクトを取るかIFAに繋いでくれる人を頼る必要があります。
ちなみにIFAとは・・・
IFAとは
IFAとは 「Independent Financial Adviser」のことで、独立系ファイナンシャルアドバイザーのこと。日本では保険商品を契約する際には保険会社や銀行などの窓口や営業に相談すると思います。香港ではIFAを通じて契約しなければなりません。香港は世界第3位の金融センターとして有名ですが、顧客の窓口であるIFA(約200社)の質を高く維持し続けることによりその地位を確保し続けています。
日本では「金融商品を制限し投資家に対し保護」していますが、香港では金融商品の制限は行わず、「商品を販売するIFAを制限することにより投資家を保護」しています。
(参考:香港の保険を契約する際のIFAの選び方のコツ )
また、契約に際して以下の書類が必要になります。
香港の保険契約に必要な書類
契約者・受益者(受取人=相続人) の
- パスポート
- 住所証明書(免許証や住民票 等)
- マイナンバー(通知書やマイナンバー記載の住民票でもOK)
また、保険料支払いをクレジットカードでする場合はVISAかMASTERで、JCBは使えません。
AMEXについては、一括払いのみ対応しています。
商品の特徴
今回この記事でご紹介している保険商品は、
保険契約者と受取人の関係が夫婦や子供など法制度に基づいた親族に限らず、比較的自由に設定できます。
たとえば、孫はもちろん、LGBTのカップル、事実婚のパートナー、そして愛人や友人なども指定可能です。
あまり詳しく書きませんが、実に多様なニーズをカバーすることができますね。
他にも、以下のような特徴があります。
この商品の特徴
- 目的、目標、ご予算に応じてプランをテイラーメイド可能
- ブースター特約で保障金額や返戻率を更に引き上げる事が可能
- 万が一の時にも満期までの継続を”コミット“
- 受取方法の選択が可能
- 早期払い済みや、一部引き出しが可能
- 不慮の事故 (交通事故) でお亡くなりになった場合、追加で給付金を受け取れる
貯蓄機能と死亡保障で活用の幅が広い
この保険は貯蓄と死亡保障が兼ね備わっているのも特徴です。
途中で解約でもしない限り払った保険料を下回ることはなく、決まった時期に決まった金額を受け取れます。
また、特約(Saving Booster)をつけておくことでさらに高い運用利回りも期待できます。
被保険者がなくなった場合には死亡保障がありますし、生命保険機能を高めてより高い死亡保障を受け取るために特約(Protection Booster)をつけることも可能です。
ただし・・・
特約をつけると保険料は上がります。
支払い、貯蓄、受取りの設定の自由度が高い
保険料の払込み期間(積立期間)は、以下の3種類あります。
保険料払込み期間
- 一括払い
- 5年払い
- 10〜35年の任意の期間での支払い
ただし、契約時の年齢によって選択できない期間もあります。
貯蓄期間(据え置き期間)は払込期間に応じて以下の2通りがあります。
貯蓄期間
- 10〜35年の任意の期間
- 保険料支払い期間に同じ
満期の時の受け取りについては以下の2通りから選べます。
満期時の受け取り方
- 一括受取
- 2〜10年の任意期間で分割受取
分割で受け取る場合、残額を保険会社が運用するので一括で受け取るよりも受け取り総額は多くなります。
子供が生まれた際の学資保険の代わりとしても使えそうですね。
保険料支払い免除でプラン継続可能
この保険の趣旨・目的は、
この保険の趣旨・目的
あらかじめ設定したある特定時期(または期間)に、あらかじめ定めた特定の人(受取人)に、保険(保障)を渡すこと
です。
そのため、保険金支払い期間中に被保険者に万が一のことがあっても、保険料支払いの免除を受けつつはじめの契約通りにプランは継続します。
保険料が免除されますので、残された遺族は非常に助かりますよね!
まとめ なかなか日本にはない保険
この保険は上記のように、日本の保険にはなかなかない特徴を備えた商品です。
特に、法整備が整っていないので何かと不自由、不便のある LGBTの方や事実婚の方にも有用だと思います。
オフショア香港の保険ということで、運用益に税金がかかりません。
そのこともあって運用複利効果が高く、日本の保険と比べると圧倒的に有利です。(ただし、返戻金受け取り時は日本において税申告が必要です。)
ここでは具体的に商品名を出せませんでしたが、具体例を交えながらより詳しい情報を(こちらの商品概要記事)で紹介していますので、facebook グループかメルマガ登録にご登録いただいて、ぜひご覧ください!
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