心理学

産業カウンセラーが教える彼とケンカしないコミュニケーションの取り方

投稿日:2019年5月25日 更新日:

産業カウンセラーやコミュニケーション心理学の学びを通じて一番の気づきは、

[aside type="boader"]
他人は変えられない 変えられるのは自分だけ
[/aside]

ということ。

 

「こうして欲しい」「こうあるべき」と相手に変化を求めるのは、根底に「自分の方が正しい、一般常識としてこうあるべきだ」など、相手を責める心理があるからです。

その心理が根底にあるまま他人に変化を求めても、相手は不機嫌になったり怒り出したりするだけ。

 

そうなると、雰囲気最悪。

泣きたくなっちゃいますよね。

 

なんだかいつもうまくいかないな〜 と感じている人は、ほとんどの場合「自分は正しい、相手が変わるべき」という基本的な概念を持っています。

 

ちょっとしたテクニックを身につけて会話に盛り込むと劇的に相手との関係がよくなることが多いので、ぜひ参考にしてください!

 

[box class="red_box" title="ちょっと注意"]会話のテクニックを身につけてもそれを駆使するだけでは、根本は変わりません。テクニックを意識して使い、まずは「関係構築の応急処置」をします。そのテクニックを自分のものとしたときに、あなた自身が成長していい人間関係が自然に作れるようになります。[/box]



それがダメ!なんだかうまくいかない人が必ずやってるコミュニケーションの特徴

なんだかうまくいかない人がやってしまうコミュニケーションの特徴は、

  • 感情的になって態度や表情に出てしまう
  • 感情をストレートに言葉にしてぶつけてしまう

です。

 

誤解してはいけないのは、感情をストレートに表現することが悪いのではありません。

感情を伝える、表現する自分に対する「俯瞰力(ふかんりょく)」がなく、相手に対して攻撃的になって責めていることが問題です。

 

自分にそんなつもりがなくても「責められている」「攻撃されている」と相手が受け取ってしまうんですね。

[box class="yellow_box" title="相手の受け取り方も問題"]もちろん、相手の受け取り方の問題もあります。でもまずは、受け取り方の問題だと「相手を責める前」に、自分にできることをやってみましょう![/box]

 

メタ認知力をつける

「メタ認知」という難しそうな言葉が出てきましたが、言い換えると「俯瞰力(ふかんりょく)」のこと。

メタ認知(つまり 俯瞰力)が不足している状態で自分にとって好ましくないことが起こった場合、「なんでいつもそうなの?」とか「前も言ったよね!」とか「早く●●してよ!」とか、つい 感情が先行して相手を責めるようなコミュニケーションを取りがちです。

 

書いているだけでも内向型の私としては、攻撃されているように感じます(笑)
内向型の特徴はこちら

 

かといって、心の中で生まれた「もやもや」を何も言わずに無理やり押し込めても蓄積されていくだけなので、いつか爆発しちゃいます。

 

そうなると関係性に致命的ダメージがあるので、相手の言動に「もやっ」と感じたらメタ認知力を発揮して、適切なコミュニケーションが取れるように自分をコントロールしてください。

 

[box class="blue_box" title="メタ認知とは"]今ココの自分の思考や状態、行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握することができる能力のこと。メタ認知的知識とは、自分自身の状態を判断するための知識。自分を、もう1人の自分が上から見ているような感覚。視野が広く、自分の思考のクセなどに取り込まれている状態ではなく、もっと「全体の中で何が起きているか?」がわかるような感覚。[/box]

 

具体的な会話の例

予定ないって言ってたからご飯食べに行こうと思ってたのに、なんで急に予定を入れるわけ?そしてなんでいつも早く教えてくれないの?

みたいな会話、よくしませんか?

 

これだと、相手は責められている気持ちにしかなりません。(いや、言いたくなる気持ちはわかるんですよ・・・)

人間関係や彼・彼女との関係がなんだかうまくいかない人は、感情の発生のプロセスを飛ばしていきなり「なんで?(ムカッ!)」のようになりがちです。

 

そしてその感情が相手を責め、攻撃する武器になってしまっている感じがしますね。

さらに「いつも」という言葉が入ってしまっているので彼は「いつもってなんやねん!」と、今日、いまここのことだけじゃなく過去のことを持ち出して責められているように感じています。

 

それを、

今日ね、予定ないって言ってたから一緒にご飯食べに行ける思ってた。予定が入ったこと、もう少し早く知れたらよかったな。ちょっと悲しい。

みたいな感じで気持ちを伝えられると、いいなと思います。

 

何が違うか・・・

下の例では「もう少し早く知りたかった」→「悲しい」という、自分に発生した感情のプロセスを説明しています。

自分の感情をある程度客観的に伝えることができていて、感情を相手に投げつける感じではないですよね?

 

自分自身の中に湧き上がった感情をある程度 俯瞰することができている メタ認知 の状態です。

 

まとめ 自分はどう感じたかを客観視する

大事なことは、

  • 客観的に自分の感情を俯瞰する
  • 相手ではなく自分はどう感じたかを言葉にする

こと。

 

主語を相手(You:ユー)ではなく、自分( I:アイ )にするということです。

 

コミュニケーション心理学では「I(アイ)メッセージでコミュニケーションを取ることが、人間関係をうまく保つコツ」と言います。

でも、うまくいかない人はつい、「Youメッセージ」で話しがち。

 

また、客観的であっても、Youメッセージで冷静に相手を責めるような、評価や判断を混ぜたコミュニケーションになると「冷たく詰めていく」感じになってしまいます。

 

そうなると相手は追い詰められたように感じ、大声で威圧したり無視したり、暴力で反撃してくることがあるので注意が必要です。

 

心理学では、他人は自分の鏡 とも言います。

望ましくない反応をしてしまいそうな時は落ち着いて、「自分がどう感じているか?」を話すこと。

 

そうすることで、相手のコミュニケーションも次第に落ち着いた、メタ認知力を発揮した望ましいものへと不思議と変わっていきます。

 

よく、「相手のことを考えて・・」と言われますが、コミュニケーションにおいては、客観的に自分はどう感じているか?を言葉にすることが、うまくいくコツです。

 

でも、それができたら苦労しない! という人もいると思います。

 

そういう人もまずは3ヶ月くらい、コミュニケーションの取り方のクセの矯正だと思って、自分のコミュニケーションの取り方、感情の発し方に気をつけてみてください。

うまくやりたいのに なんだかうまくいかない 状態が、少し変化していることに気づけるはずなので。

 



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