ほぼ毎年 この季節(6月・7月ごろ)に浜名湖畔にうなぎを食べに行っています。
浜名湖は日本有数のうなぎの養殖地。
やはり うなぎを食べるなら本場で・・・ というわけではなく、ウチからくるまで2〜3時間程度のよいドライブができることと、店を変えれば関西風の香ばしいうなぎも、関東風のふわっとしたやさしい味わいのうなぎも味わえるというところが好きです。
今年は、
かねりん さんで美味しいうなぎをいただきました。
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毎年恒例の浜名湖うなぎを食す会。 今年も美味しく頂きました。
関西風で皮面は程よく香ばしく、身はふわふわの絶妙加減!
とても美味しくいただきました。
世界一大きな般若心経のあるお寺 龍雲寺
うなぎを美味しくいただいたあと、ちょっとお散歩でもしようと思って近くのお寺に立ち寄りました。
それが、
世界一大きな般若心経のある龍雲寺(りょううんじ)。
世界一大きな般若心経とは何・・・? といえば、この写真のような壁面いっぱい 大迫力の 書 です。
スマホのカメラでは正面からは収まりきらなかったのですが、縦4メートル 横16メートル の書は、画像で見るより大迫力。
近くで文字を見てみると、そのカスレや濃淡、滲みから、まるで書家(作者):金澤翔子 氏の息遣いを感じるようです。
この他にも金澤翔子氏の書がたくさんあって、わたしは存じ上げなかったのですが、今や超有名な氏の書をこんなにも間近で見られることを、とてもありがたく感じます。
▶︎:金澤翔子氏についてはこちらをご覧いただくと詳しく書かれています。
予備知識なく、ただうなぎを食べた後に少し散歩でもしようと訪れたお寺でしたが、思わぬ芸術を拝見することができました。
拝観料・入場料も不要でこれだけの書をみることができるのは、本当に素晴らしいことです。
龍雲寺のもう一つの見どころ 地獄極楽図
龍雲寺には 金澤翔子の世界一大きな般若心経の他にもぜひ見て欲しいものがあります。
その一つが、地獄極楽図。
これは、人が死後どのようにして裁きを受けどのような生活をするかの「絵図」です。
死後、初七日・四十九日・・・などと何回もの法要がありますが、その意味やその時に死者がどのような裁きを受けているのかが描かれています。
例えば、初七日では生前その人が行ってきたことがすべて閻魔帳に書かれていて、それによって閻魔大王に裁かれる などと行った感じで、だからどのように生きるかを考えさせられます。
先ほどの「日本一大きな般若心経」もそうですが、こちらの龍雲寺さんでは 撮影OK、SNSへの投稿も自由ということです。
これは是非、お子さんと行ってみると面白いと思います。
この地獄極楽図の中に、鬼に切り刻まれて食べられるシーンもあるのですが、わたしたち人間は多くの動物や植物の命をいただいて生きています。
多くの人は直接生き物を殺生せずに「食材として」購入しますから、命をいただいているという意識は薄くなってしまっているのかもしれませんね。
お寺は生き方を見つめ直す場所
うなぎを食べ終わったあとのお散歩に立ち寄らせていただいた龍雲寺。
何の予備知識ももたずに訪れたのですが、生き方を考えさせられ、芸術にも触れられるとても素敵なお寺でした。
美しいお庭も素敵です。
また、写真も比較的自由に撮ってよく、SNSへの投稿も特に制限はありません。
そうだからこそ逆に、自分自身の姿勢やあり方が問われているような気になります。
▶︎ 龍雲寺公式HPはこちら
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龍雲寺 世界一大きな般若経と地獄極楽図
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