香港に行って用事を済ませた後、飛行機の時間まで約12時間。
ずいぶん時間があるので、香港随一のパワースポットとして知られる 黄大仙祠 (ウォンタイシン寺) に行ってきました。
香港は自由貿易と金融業で発展した「超現実的」な都市のイメージですが、風水を重んじる信仰深い街としても有名で、近代的な超高層ビルやマンションも、方角や気の流れを重視して建設されているといいます。
黄大仙祠も1921年に神のお告げに従って現在の場所に移築されたそうで、「必ず願いが叶うお寺」として、地元の方々にも愛されている場所だそうです。
MTR 黄大仙駅からすぐなので行きやすい
香港の移動は何と言ってもエアポートエクスプレスやMTR(地下鉄)が便利ですが、黄大仙祠 (ウォンタイシン寺)もMTRの駅(改札)を出てから歩いて約3分程度でつきます。
とりあえずMTRの緑の路線:觀塘綫(Kwun Tog Line)の黄大仙を目指しましょう。
1番の繁華街:尖沙咀(チムチャーチョイ)からだと一回乗り換えで20分前後で行けると思います。
黄大仙(ウォンタイシン)に着いたら改札を通って、B2の出口を目指します。
地上に出たらすぐに門が目の前に!
その門をくぐってお土産物屋さんの屋台で線香を買いましょう。
9本セットで10香港ドル前後で店によってまちまちのようですが、そんなに大差はないので、チマチマ安い店を探すのはやめましょう。
線香を買ったらいよいよ正門(?)をくぐり本堂へと向かいます・・・ が、その前に門の前に鎮座する2対の麒麟像をなでなで。
この麒麟は神話に登場する霊獣だそうで、みんなが撫でる鼻と足が金ピカなっていました。
まずは線香をお供え
門を潜って左方向の段を登っていくと、より美しく大きな門が。
本殿へ通じる門ですが、 買った線香には当然火がついていないので、火をもらうため門を横目にまっすぐ通り過ぎ、設置された点火台(灯篭)で9本の線香に火をつけます。束ねたまま火をつければいいですよ。
火をつけた線香を持って、まずは3箇所に3本ずつ立てて拝むのですが、火がついた線香を持って歩くので、混雑時には特に注意が必要です。
また、線香を立てて祈りを捧げる場所には大きく番号(1〜3)が掲げてあるので、迷うことはありません。
<参拝方法>
それぞれの場所で線香を掲げて3礼。心の中で名前、年齢、住所、願い事を心の中で唱えます。
「天・地・人」 3つのものが一つにという願いが込められていますので、線香は3本ずつお供えします。
本堂の真ん中で占い
線香を納めたらもう一度本殿の方へ戻って、今度はくじ引きをしてみます。
社務所で「筮竹(ぜいちく)」という竹の棒が入った筒を貸してくれます。
占いスペースで、仕事や恋愛など占いたいことを念じながら筒を降って一本だけ「ぜいちく」を振り落とします。
たくさん飛び出したりしたらやり直し。一本だけ飛び出るまで何回でもやり直してOKです。
僕は「48」だったので、この数字を元にいろいろおしえていただきました。
一度の占いでたくさんのことの助言をもらいたいときは、社務所にメモがあるので、金運-〇番、恋愛-〇番などとメモをして数字を忘れないようにしましょう!
占い師は日本語OK
占い師は、線香に火をつけた裏手にたくさん並んでいます。
日本語OKと書かれているところもあります。(ただし、カタコトの方がほとんどのようです)
先ほどの ぜいちく の番号でその解釈を占ってもらいますが、料金は30香港ドル前後。(お店によって違います)
お店側としては番号での占いをきっかけに、他の占い(手相や人相など)を買ってもらうのが目的です。
ボクは、出た数字を占うために30ドル(香港ドル)、手相をみてもらうために300ドル払いました。
ボクは今年(2018年)は10月まで金運、仕事運ともに絶好調、11月12月と2019年は「騙されないように注意」とのこと。
また、健康面では「心臓」に注意ということでした。
手相からは、「あら〜、あなたは33歳までずいぶん苦労しましたね、でももう大丈夫。どんどん良くなってるから。でもやっぱり手相の面からも2019年は注意」とのことでした。
そういえば、30歳前後まで本当にしんどくて、ダメダメな人生でした・・・
占いに依存したりするわけではありませんが、ちょっと方向を確認するとか、心の支えにするっっていうのはありですよね。
日本では占い師にあったり手相を見てもらったりすることはないので、ちょっと面白い体験になりました。
香港に行ったら、金運をはじめあらゆることでナンバーワンのパワースポットと言われる黄大仙祠にぜひよってみてくださいね!