もっと早くインデックス投資の魅力に気が付いていれば、今頃は・・・ と、ちょっと後悔しています。
2000年ごろから三井住友銀行で勧められるがまま「日経225オープン」という投資信託を積み立てし、よくわかっていないからだんだんと基準価格が下がっていくのに我慢できず、3年経ったころ全部売却してしまったんですよね。。
そのころ、もっと投資について勉強しておくべきでした。。。
という後悔があるので、今 学びを深めています。
アラフィフ会社員ブロガーの たく です。
「つみたて◯◯」 この◯◯の中に入れる文字はなんですか?
以前のボクなら間違いなく「定期」とか「貯金」という文字を入れていたと思いますが、今なら「投資」か「NISA」です。
目次
こつこつ積み立て投資 ほったらかしが最強
ボクが投資というものに興味を持ち、取り組みを始めたのが1998年〜2000年頃でした。
そのころ、「るいとう」という言葉がやたら目につき気になって、口座を持っていた三井住友銀行の梅田支店へ行って聞いて、よく理解しないまま投資信託を毎月1万円ずつ購入する契約をしてきました。
これがボクの投資デビューです。
[box class="blue_box" title="るいとう とは?"]株式累積投資のことで、毎月一定額で株式を購入する投資の方法。定期的に定額で株式を買い続けることにより、株価が高いときは少しの株数だけ、安いときはたくさんの株数を購入することができるので、結果として平均買付コストを下げる効果があります。これはドル・コスト平均法といわれている運用のテクニックのひとつ[/box]
でも、「ほったらかしにしてよい」という、今ならメリットに感じることが当時は物足りなくて、しかも説明を受けたイメージ通りの動きがなく、3年くらいで解約してしまったんですよね。。。
でも今なら このコツコツ積み立てる投資法が、少なくとも自分にはあっていたな〜 と思うんです。
コツコツ積み立て x ほったらかし最強です。
コツコツ積み立て x ほったらかしが最強の理由
簡単にいうと
- 100円〜1000円など少額から投資・運用ができる
- 買うタイミングを分散でき、感情を排除したドルコスト平均法で投資できる
- あまり細かいことを気にせずにほったらかしで毎月一定額を投資できる
ことがメリットとして挙げられます。
1:少額から投資できる
「投資なんてお金持ちがすること」と思う人もまだまだ多いですが、お金持ちになるために投資が必要なんですよね。
単純に考えて年収300万円の人が持てる資産(お金)は年間最大300万円ですが、投資を活用すればそれ以上にすることもできます。
投資を活用することで、現在の収入が限界ではなくなります。
毎月定期預金をしている人も多いと思いますが、今の低金利ではほぼ積み立てている金額そのままがストックされるだけですが、毎月定期的に投資していると単なるストックではなくもっと大きな成長を期待できます。
だからむしろ、年収が低い時にこそ少額からコツコツと投資信託などを活用することが重要なんですよね。
とは言っても、月100円ずつ20年間投資しても24,000円分の元本にしかなりませんから、これからの人生で必ず必要になる投資というものへの「精神的ハードルを下げる」意味で有効に活用していけばいいと思います。
毎月1万円の予算で4つ、2500円ずつ投資すると言ったことも可能だから投資しながらしばらく様子をみたり、その間に学んでどれかをやめてどれかに集中したりすることもできます。
少額から投資できる投資信託は、かなり自由度が高いと言えますよね。
[box class="yellow_box" title="投資信託って?"]改めて学ぶ 投資信託ってなんだっけ?[/box]
ちなみに、100円から積み立て投資できる主な証券会社は以下の通りです。
SBI証券
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積み立て可能な投資信託 2400本以上 多くの金融機関から自動で積み立て資金の移動が可能 買い付ける日も自由に設定可能 (お給料日の翌日にしておくと良いですね!) |
楽天証券 | 積み立て可能な投資信託 2300本以上 ポイントで投資信託が買えますので、お買い物を 楽天でする方はお得! 楽天銀行との連携を設定しておけば普通預金の金利が 0.1%と、最高水準にUP。ポイントも貯まりやすい。 (ボクは主に楽天証券を活用しています) |
松井証券![]() |
割と老舗のネット証券。 本数は少ない(170本ほど)だが、手数料が安い商品を厳選。 アドバイスを受けられる「投信工房」の利用が可能 ![]() |
証券会社に口座は持ちたいけどどこにしたら・・・ と迷っている方は、楽天証券にまず口座を持てばいいと思います。
楽天スーパーポイントを投資資金にできるというのは、かなりメリットだと思いますし、操作も直感的でわかりやすいです。
2:買うタイミングを分散できて、感情を排除できる
投資するならベストなタイミングで・・・ と当然考えますが、いつがベストなタイミングだったかは後から振り返ってみて判断ができるもの。
だから、一回に大きな金額を投資しないというのは非常に重要なポイントとなります。
「どのタイミングでどれだけ資金を投入するか」は投資において重要なことなのに、誰にもその判断がつかないんですね。
投資した直後に大きな災害が起こったり、大きなネガティブなニュースが世界を駆け巡ることも考えられますよね。
このタイミングの問題を、コツコツと積み立てることで自然と解決してくれています。
これによって「いつ買えばいいのだろう・・・」という悩みからも解放されます!
ドルコスト平均法という投資の仕方ですが、ボクはその最大のメリットは「月1回などあらかじめ決めたタイミングで、一定額をあれこれ悩まず感情に左右されない投資法だから。」だと考えています。
投資を始めるとわかりますが、購入後下落すると気持ちが落ち込み、逆に上昇すると気持ちが高揚します。
この感情の揺さぶりを経験し続けると、ちょっと下落したら売却してしまったり、ちょっと上昇すると買い増してみたりしてしまうものです。
こういう行動はほとんどの場合、はじめの方に書いた「日経225オープン」を売却してしまったボクのように、良い結果を招きません。
3:設定しておけばほったらかしでOK
一度設定しておけばその設定を変更するまでほったらかしでOKというのは、実はインデックスファンドを活用した長期投資においては重要なポイントです。
2にも関連しますが、投資において「感情」はパフォーマンスにいい影響を与えない場合がほとんどです。
リーマンショックといった経済危機や震災のような大きな災害の時は、大きく株価や投資信託基準価格が下落しますが、長期の目線で見れば実は買い時であったという場合も多いのですが、そんな時になかなか買えません。
でも、設定しておけば金融機関や証券会社のシステムにエラーがない限り、淡々と決まった額を投資してくれます。
また、忙しくてつい書い忘れたり、数量や金額を入力間違いしたりすることもないとは言えないので、自動で淡々と購入してくれるのは、大きなメリット。
インデックス投資の場合は、投資していることさえ忘れてしまえるくらいの意識でちょうどいいとも言われます。
毎月の基準価格にも一喜一憂しないことが重要です!
インデックス投資のデメリット
長期の目線で、20代〜40代の人が自分年金を作る感覚で資産形成を進めていくなら、コツコツと積み立て投資を進めることが最強です。
でもやっぱりデメリットもあるんですよね。
トレード力は身につかない
チャートを読んだり、こういう指標があるからこういう値動きをするだろうといった、相場を読む力は身につきません。
なので、「デイトレーダー」にはなれません。
短期間で収益をあげることは難しい
トレーダーの中には、1年で手持ち資金10万円を1000万円にした・・・! というような、びっくりするくらい成功されている方もおられるようです。
ですが、インデックス投資ではそのようなことはおこりません。
したがって、「インデックス投資をしている」からといって今の会社をすぐにやめるのは、ほぼ不可能です。
投資先を間違えたら元も子もない
これから先、成長を見込める国の指数に連動する商品を見極める必要があります。
目先の基準価格が伸びているとか、短期間に急上昇しているとか、そのような基準で選んでしまうと、この先どうなるかわかりませんよね。
また、手数料など投資コストについてもよく考慮しておく必要があります。
長期間投資することを前提にしていますので、コストもその期間に応じてかかります。コストがかかるということはそれだけ運用パフォーマンスに影響を与えるということです。
とは言え、アラフィフのボクは、現在はアメリカ一択です。
[box class="yellow_box" title="合わせて読んでね"]インデックスファンドでアメリカを買う つみたてNISAでコツコツ投資[/box]
理由は、「つみたてNISAでアメリカを買う 将来の安心づくり」にも書いていますが、この先20年くらいはアメリカという国は世界に基軸であり続けるだろうし、人口構成から見てもまだまだ経済発展思想だからです。
まとめ
ボクはこれからも日本に住み続けるだろうし、日本人であり続けます。
でも、この国がこれからも住み良い国であり続けるかというと、そこは疑問を感じています。
少子高齢化の悪影響はますます顕著になってくるだろうし、今はインフレ目標が達成できなくて四苦八苦していますが、そのうちあっという間にインフレが進行するのではないか、そして通貨安の時代がくるのではないかと、ぼんやり予想しています。
投資は、未来のリターンを期待してお金を投じるものなので、リターンが期待できる国の指標に準じたものに投資する必要があります。
だからボクは、アメリカの株価に連動するインデックスファンドを買っています。
これからの時代、会社員 x 投資 x 複業 のスタイルで稼ぐことがあたりめになっていくのではないか。
そんな考えを抱きつつ、今日もインデックスファンドに投資しています。