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中長期目線でこれからも円安が進む前提での大切なお金の守り方について、書いてみたいと思います。
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今 (2023年9月19日17時ごろ)
1ドル:147円70ー80銭くらい
日本国債の金利は、2年債で0.025%、10年債で0.705%となっています。
円安を抑えようとすると金利が上がる
金利を抑えようとすると円安が進む
そんな感じになっているのが現状です。
緩やかであればどちらかと言えば円安の進行のほうが「まだマシ」なので、円安は放置される可能性が高いような気がします。
もちろん1ドル150円とか155円とかの「節目」では、介入してくるかもしれません。
でも、基本的なことは何も変わらないので、少し円高方向へ進んだとしても、また円安が進行していくような気がします。
大切なお金の守り方
このやり方の前提は、上に書いたように
円安の進行よりも金利上昇を抑え込むことを優先する政策がつづくこと
です。
日本円は極力持たない
日本円は弱くなっているので、弱いものは極力強いものに変えましょう
ってことです。
日本円が年々弱くなっている・・・
って言ってもわかりにくければ、iphoneの値段で考えてみるとわかりやすいかもしれません。
実はiphoneって、2020年発売の「12」から値上がりしていないんです。
ただし、米ドル建てで。
まもなく「15」の販売が開始されますが
ノーマル機種でドル建て価格を見てみると
- 2020年発売の12:$799
- 2021年発売の13:$799
- 2022年発売の14:$799
- 2023年発売の15:$799
上位のProMax(128GB)で見ても
- 12ProMax:$1099
- 13ProMax:$1099
- 14ProMax:$1099
- 15ProMax:$1199
となっていて、
ようやく$100の値上がりとなっています。
新機種が出るたびに性能は上がっています。
また、アメリカは日本よりインフレ進行が激しいはずなのに、これ、何気にすごいことですね。
これが日本円になると、その価値が下がっているために「アイフォンは毎回値上がりしている」と感じるわけです。
「通貨が弱い」とは購買力が下がること。
つまり、表面上同じ金額でもそれで買えるものが少なかったり価値が低いものしか買えなかったりすることです。
すぐに使う必要がある生活費やある程度の貯金は、もちろん日本円で確保しておく必要がありますが、
- 結婚資金
- 住宅購入資金(頭金)
- 老後の生活資金
など、かねがね1〜2年以内には必要ない中長期で守っておきたいお金は、極力日本円での保有を避けるべき。
単に外貨預金で持つのではなく、国外の金融機関に保有するとよりよいと考えます。
ただ、海外に金融機関の口座を開くのは、今は容易ではありません。
だから、
例えば、インベスターズトラストの固定金利商品を検討するとよいと思います。
日本の銀行で定期預金をするような感覚でできます。
もちろん元本確保の仕組みがあるので、安心度は高いです。
他にもいろいろ方法は考えられますので、
まずは、すぐに使わないお金は日本円で持たないことを基本的な考え方として、いろいろ情報収集してほしいと思います。
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